第61回:早慶戦

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 こんにちは。晴れた日が続いていて気持ちがいいですね。半袖姿の人が増えて、夏が近づいてきている気がします。

 先週早慶戦へ行ってきたと書きました。今回はその早慶戦について書きたいと思います。早慶戦は六大学野球の試合の一つ、早稲田と慶應義塾大学の野球試合です。古くから存在しており、なんと1903年が初めての試合だったそうです。すごい…もう一世紀以上も続いているんですね。びっくり。戦時下の早慶戦は『ラストゲーム 最後の早慶戦』というタイトルで映画化されるほど有名です。

 そんな早慶戦は今年5月29日(土)と30日(日)に行われました。土曜日の試合では、慶応に先制点を取られ惨敗。日曜日の試合は優勝がかかっている重要な試合です。日曜日に勝てば、月曜日に三試合目。負ければ優勝は逃す。そんな緊迫した状態でした。そのせいか日曜朝八時の信濃町駅(試合が明治神宮球場で行われていたため)は活気がありました。毎年のことですが、仮装した人が大勢います。今年もブルーマン、鬼太郎、ピカチュウなどバラエティーに富んでいて面白かったです。仮装している人を見ると、学生が早慶戦を一種のお祭りのように捉えている感じがします。この試合は学生にとって早稲田祭などと並ぶ大切なイベントなんですね。

 実際の試合のプレーオフは13時ですが、八時に集合し八時半から並び始め、観戦席に着いてからはグッズ(紙でできたメガホン、歌詞カード、タオル)を購入し、応援団の指揮のもと応援練習です。かけ声から、エール、歌まで応援団の人が通路に立ち、長い間大きな声で観客と練習していました。応援団はとても有名で大変そう、と思っていたのですが実際に見ていると後半はもう声が枯れていました。

 曇り空で雨が心配でしたが、降り出すこともなく最後まで試合を見ることができました。結局、4-2で日曜日の試合は早稲田が勝利。月曜日の試合で慶應が勝ったので、優勝は逃してしまいましたが、盛り上がる良い試合が見れたのでとても満足です。

 では、今週はこの辺で。また来週!

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾