第66回:東京町めぐり~飯田橋~

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 こんにちは。少し晴れた日もありましたが、雨の日が続きましたね。

 前回のコラムで飯田橋に行ったと書きました。友人に誘われ、東京大神宮へ行ってきました。東京大神宮まで飯田橋駅から徒歩10分弱。賑やかな通りからそれて参拝道と書いてある道を歩いて行くと、右手にひっそりと大神宮がありました。手と口を清めてから、境内のほうへ向かいます。平日の夕方ということもあって、学生や散歩ついでに寄った感じの人がいました。説明書きによると、この神社はもともと日比谷にあったそうなのですが、関東大震災以降、今の飯田橋のところに移されたそうです。伊勢神宮と同じく天照皇大上と豊受大神が祭られているらしく、東京にいながらお伊勢参りができます。長い長い参拝をして、列があるほうを見やるとみんな何やらくじを引いています。知らなかったのですが、縁結びの神様としても知られているようで、「恋みくじ」がありました。どうりで若い女性の参拝客が多いはずだ。私も列に並び、引いてみました。結果は吉。いいのか悪いのか判断しかねる結果です……。おみくじを楽しんだあとは、境内内にある椅子に座り涼むことができます。椅子があるところには、頭上にミストが出るシャワーのようなものがあり、晴れた暑い日でしたが、ミストがとても心地よかったです。会社帰りのサラリーマンもいて、東京の癒しスポットのようです。

 東京大神宮の後は、飯田橋駅のほうへ向かってぷらぷら。道端にいろいろと看板がかけてあり、飲み屋さんが多いようでした。下町の風情たっぷりでなかなか楽しい。駅に近づくと、牛込橋という橋が。近くに地図があるので見てみるとその橋は外堀にかけてあるらしいのですが…外堀って何の外堀?と思っていたら、江戸城でした。そうか、江戸城はこの辺に建てられていたのか。東京にいながらろくに東京のこと知らないなぁと反省しつつ、歩を進め飯田橋駅を超えて神楽坂通りへ。神楽坂についてはまた来週書きたいと思います。

 それでは、また来週!

早稲田大学 国際教養学部 小林 綾