第67回:東京町めぐり~神楽坂~

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 こんにちは。夏ですね。

 今回は前回の続き、神楽坂に着いて書きたいと思います。

 神楽坂通り自体は、もうすぐお祭りがあるようで提灯が並んでいて風情があります。想像していた小道がいっぱい、高級料亭がいっぱいとはちょっと違うんだと思って小さな路地をふと見てみると、想像通りの洒落た路地がありました。細い小道で人が二人通るので精いっぱいという細さのものばかりです。

 あぁ、これぞ私の想像していた神楽坂、と満足感に浸っていると左手に毘沙門天が見えました。毘沙門天にも人が多くてもう6時だというのに、参拝客がいます。再び参拝してから、今度はお腹を満たすために学生でも入れそうなお店探しへ。何も見ずうっかり入って失敗しては大変、と友人といろいろ散策しつつメニューと値段を横目でちらり。神楽坂通りには高級料亭ばかりではなく、割とリーズナブルな店もあることを知って一安心しました。会社帰りでしょうか、サラリーマンの人も多く帰る前にちょっと一杯といった様子で、いろいろな店へと入っていきます。

 私は友人とお好み焼きを食べることにしました。高田馬場にある学生用のお好み焼き屋さんとは打って変わって静かな落ち着いたお店。それでも、値段はそこまで張っておらず、山芋たっぷりのふわふわお好み焼きと韓国風冷奴をいただいてお腹も心も大満足。神楽坂から早稲田までは東京メトロ東西線で一駅分なので歩こうということになり、歩いて行きました。提灯の並ぶ神楽坂を登りきり、今度は地蔵坂を下り、早稲田通りをひたすら歩いていきます。神楽坂駅から10分足らずで早稲田駅前に出ました。こんな近いところに学生街とは全く違う雰囲気の街があるのも面白いですね。

 なかなか楽しい東京散策でした。夏休みにまたふらふらと東京下町を散策したいです。

 それでは、また来週。

早稲田大学 国際教養学部 小林 綾