こんにちは。さて、前回に続き京都1人旅の続きを書きたいと思います。

　三千院の次は銀閣寺を巡ってきました。定番の観光名所ですが、以前来た時にその素朴な佇まいが気に入っていました。もう午後ということもあって、観光客で混んでいたので銀閣寺を適当に切り上げ、哲学の道を散歩。さすがに炎天下の中、哲学の道をひたすら歩いたので疲れてしまい、宿に行ってチェックインすることにしました。

　今回の旅行で一番楽しみにしていたのは実は宿です！泊る場所は人生初のゲストハウス。寮のようになっていて、4人１部屋。値段は素泊まりなのでとても安く、外国からの観光客も多いと聞いていました。このゲストハウスというタイプの宿は京都に複数存在しており、どのゲストハウスにするかでとても迷いました。やっと決めたゲストハウスは京都一綺麗と謳っていて女性客も多いとのこと。今までゲストハウスに泊ったことがないため、どんな感じかわからなかったのですが、外国客が本当に多くラウンジにみんなで集まって話したりしていました。１日目の夜は気恥ずかしさもあって、ラウンジにはあまり行かなかったのですが、２日目の夜はそこで３時間ほど、日本人、スペイン人、フランス人など異なる国籍の人と世間話をしていました。特に、スペイン人の人は話好きで今までの旅行の話をおもしろおかしく伝えてくれ、賑やかで楽しいひと時でした。

　フランス人は同年代の女の子が2人だったのですが、私が旅行後にフランス語の口頭試験があると言うと、じゃあ教えてあげる、と言ってフランス語での会話の練習をしてくれました。普段フランス人とフランス語で会話なんてしないので、言いたいことがうまく言えずもどかしさばかりが残ります。それでも伝わった時の快感と嬉しさが、語学の楽しみってこれだよな、と思いださせてくれました。2人のおかげで無事（？）フランス語の口頭試験はすみました。ゲストハウスに泊るまでは、人と合わなかったらどうしよう、などと考えていたのですがスタッフの方もお客さんもみんな優しくてとても楽しい時間が過ごせました。私のようなお客さんは他にもいて同い年の1人旅をしている女の子や京都へ仕事を探しに来た女性など、様々な人がそれぞれの目的で京都へ来ていました。

　一回り成長できた（と信じたい）京都旅行でした。