第77回:お世話になる場所

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 こんにちは。先週は寮で行われた体育祭のようなイベントに参加してきました。同じ寮といっても1300人住んでいるので、初めて会う人が多く楽しかったです。

 さて、今回は最近よく利用している図書館を紹介したいと思います。先週から課題の量がだいぶ増えて、図書館で過ごす時間が多くなってきました。この大学のキャンパスには図書館が複数あり、その中でも二つ主な図書館があります。一つはIrvine Libraryと呼ばれている図書館。もう一つはKoerner Libraryです。Koernerはガラス張りでモダンな感じがするのですが、中は静かで落ち着いていて居心地が良い空間です。ちなみにこの建物の近くにアライグマの家族が住んでいて、夜になると悠々とキャンパスを歩いている彼らに出くわします。リスはあまりに多く見慣れてしまったのですがアライグマは現地の人にも珍しいらしく、みんなテンションがあがっていました。キャンパス内にいる動物といえばリスとアライグマだけでなく、大きなかもめのような海鳥もキャンパス内を闊歩しています。見かけるたびに緑が多いキャンパスなんだなぁと実感することしきりです。

 Irvineの方は英国調の屋敷のような建物でキャンパス内の一番大きい図書館です。夜の1時まで空いているため、利用者がKoernerより多いです。この中には授業を行う教室があるほか、コンピュータールーム、コピー機、自習室、カフェと必要なものがほぼ揃っています。特にカフェは値段も安く美味しいためお世話になっています。眠気覚ましのコーヒーや昼食のサンドウィッチを食べながら勉強できるスペースが図書館内にあるのは嬉しいです。ここの七面鳥を使ったサンドウィッチはクランベリーのパンで作られていて、最初見たときは甘いパンに肉とチーズなんて!と思ったのですが、このパンがあまりにおいしくて今では夢中です。そのカフェで先日、日本人の友人と勉強をしているときに、近くに座っていたカナダ人にいきなり声をかけられました。その人は10年ほど日本に住んで英語教師をしていたそうで日本語を話す相手を捜していたそうです。カフェは勉強とサンドウィッチだけでなく新たに人と知り合える場所でもありました。これからもお世話になる場所でしょう。ではまた来週。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾