第81回:花とモーテル

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 私が訪れた街もやはりビクトリア。実はブリティッシュコロンビア州の州都であるため、議事堂が存在します。その議事堂や観光名所と化している五つ星のホテルにはヨーロッパの雰囲気が漂っています。

 今回の旅行に参加しているのは7人で、マレーシアと韓国からの留学生各一名ずつに日本人の学生が私を含め5人です。マレーシア人の男の子は元々知り合いだったのですが残りのメンバーは初対面。気さくで良い人ばかりだったので緊張感はすぐとけました。第一の観光スポット、Butchart Gardenで記念撮影をし、いざ庭へ。中は広く、全部で7つの庭があります。一番有名なのはサンクンガーデンで見晴し台から見る景色は最高とのこと(『地球の歩き方 カナダ西部』参照)。その風景がコレ☞

 10月中旬のため、花の見頃も末かしらと思っていましたが、なかなかの景色です。薔薇も残っていました。一応、1年中どれかしら花が咲くように設計してあるそうです。他にもイタリアンガーデン、日本庭園等々ありました。イタリアンガーデンは、白と赤と緑色が花や葉で表現してありルネッサンス期の彫刻家がつくった彫刻のレプリカのようなものが飾ってありました。

 宿泊したのは、モーテルですが一人当たり26ドルと安め。だって学生だもの。素泊まりだから安くて当然ですが、タオル、シャンプー、TVがついており十分快適。心地よいのう。夕方、ダウンタウンでシーフードを堪能しました。ロブスターのサラダに、7人でわけようとサーモンのピザを注文。他に7人中4人がフィッシュ&チップス(イギリスの料理で揚げた魚とフライドポテトのこと)を頼んでいましたが、ぐっと踏みとどまってサラダのみを注文。フィッシュ&チップスがあるところもまたイギリスっぽさを感じさせます。ビクトリアで1番の人気店だというだけあってどの料理も美味でした。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾