第88回:カナダ人のライフスタイル

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 こんにちは。相変わらずバンクーバーでは雨がふり続けています。週末は雨が雪に変わる模様。早速スキー場へ行ってみたいと思います。

 さて、今回はそんなバンクーバーからカナダ特有のライフスタイルの様子をお届けしたいと思います。カナダといわれて思い浮かぶイメージは何でしょう?カナディアンロッキーの大自然、メープルシロップ、去年のオリンピック等いろいろあると思います。カナダはアメリカと接しているのでアメリカの影響も強く受けている国家です。しかし、カナダの方がアメリカよりも自然が多く健康的な印象を受けるのは……私だけでしょうか。

 実際、バンクーバーには健康的な生活を送る人が数多くいます。先日、授業で隣になった女性がジップロックから生の人参を取り出し、兎のようにぽりぽりと食べていました。さらに図書館では、袋から次々と林檎、セロリ、パプリカと調理されていない、ただ半分に切られただけの野菜が続々と出てきて、しゃきっと新鮮な音をたてながら食べていました。……うーん、ドレッシングなどをかけていないサラダですらない「食事」が昼ご飯のようです。ピザ、マフィン、クッキーなどのいわゆる典型的な西洋の食が主流かと思いきや、生野菜が昼ご飯という人も意外に多いです。

 食事以外にも、キャンパス内のジムは1学期25ドルで入会することができ多くの学生が利用しています。筋トレやランニングマシーンの他、ヨガ、テコンドー、合気道、ダンスなど多くのスポーツが可能です。最近は雪のせいで見かけませんが、キャンパス内でランニングをしている人もよく見かけます。これからの季節は、スキーやスノーボード。ウィスラーというスキーリゾートが近くにあり大学内から毎週末バスが出るそうです。私もシーズンパスを買い、準備は万端です。

 とにかく食事に気を使い、体をよく動かす生徒たち。甘いものを食べる生徒がいる一方、野菜もしっかり摂取しています。そんなバンクーバー及びカナダならではのライフスタイルをご紹介しました。では、また来週。

早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾