第112回:被災地ボランティア② 若者の必要性

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こんにちは!
最近は毎日暑くて、もう夏のようですね!
私は、夏の服を選ぶのが、最近楽しくて仕方がありません><!

今日は、前回の続きということで、被災地ボランティアに行って、私が感じたことを書こうと思います!

今回は、「若者」の必要性です。

皆さんは、スキルも何もない若者が被災地に行っても、あまり意味がないのではないか?

と思ったりしたことがありませんか?

私も、そのように考えていた一人です。

震災直後、私は「現地に行って、何か役に立てれば!」と思っていました。
ですがそれと同時に、スキルもなくて、しかも女の私が行って、本当に意味があるのか?
と思いました。

実は、現地に行く前まで、そのようなことをずっと考えていました。

そう考えて現地へ行って作業をしてみると、そう考えていた自分はすでにどこかへ行ってしまいました。

行くと、スキルなんて、必要ありませんでした。

スキルを持っている、自衛隊や土木業、お医者さんなどは、もちろんその方々にしかできない仕事があります。

ですが、スキルを持っていない私たちにしかできない仕事もあるのです。

私たちは、スキルを持っていなくても、

話すことができます。
あいさつすることができます。
お話を聴くことができます。
人に寄り添うことができます。

こんな皆が持っていて当たり前のことがあれば、役に立つことができるのです。

そして、若者という特権があります。

それは、この年代だからこそ、子供たちのお姉ちゃん、お兄ちゃんになることができ、お年寄りの孫になることができ、お母さん世代の子供になることができます。

これは、本当に特権だと思います。

まるで本当の家族のように、様々な人と話すことができるのです。

また、ただあいさつを元気にしていたりするだけで、周りの方々の雰囲気もよくなります。

明るく元気にしていることも、とても重要なことです。

現地で役立つことは、このようにたくさんあります。

そして、もう一つ。

とても大事なことがあります。

それは、これからの日本を作っていくのは、私たちだ、ということです。

そんな私たちだからこそ、現地に行って、様々なことを感じなければならないと思っています。

そして、「語り部」として、この震災のことを語り継いでいかなければならないと思います。

このように考えてみると、私たちが行く意味は、本当に多くありますね。

もし、「私は役に立てないから…」と思って現地に行くのをあきらめている人がいたら、ぜひ行ってほしいと思います。

避難所にて。

更新:2011/05/21
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華