第28回:カンボジア旅行記:ゴミ山

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 こんにちは!

 大学が25日から始まり、二ヶ月ぶりの大学でとっても楽しいです♪

 やっぱり、大学は楽しいです!

 さて、この連載ですが、これからは、私がカンボジアで感じたことを書けたらと思います!

 行ったところ毎に、書いていけたら…と思っています。

カンボジア-①

 この写真、なんだと思いますか?

 よーく見ると、たくさんのゴミがあることがわかると思います。

 そこは、見渡す限り、ゴミでした。

 そして、異臭。

 たくさんのハエ。

 汚い水たまり。

 その上を裸足で歩く、子供達…

カンボジア-②

 私は、この風景を見て、唖然としました。

 カンボジアに着いて、最初に行った場所でもあったので、やはり衝撃的でした。

 私が行ったのは、つい最近までたくさんの子供達がゴミを拾っていた、「旧ゴミ山」です。

 カンボジアの首都、プノンペンには、ゴミの収集所がなく、プノンペン中のゴミがここに集められていました。

 そして子供達はここで、ペットボトルやカン、金属を拾い、一日1ドルほど稼いでいました。

 なぜここが「旧ゴミ山」になったかというと、今はこの場所をカンボジアのお金持ちが買い取ったため、また違う場所に、プノンペン中のゴミが集められているそうです。

 なぜ、こんなゴミ山をそのままにしておくのか…

 皆さんにはこのような考えが思い浮かぶでしょう。

 このゴミ山、なくしたら解決するというものではないのです。

 なぜなら、このゴミ山を「働く場所」としている人が、カンボジアには多くいるのです。

 この場所がなくなってしまったら、生きていけないたくさんの人が…。

 なのでこの「ゴミ山」の問題は、これからしっかり考えなければいけないのです。

 日本にいたら、想像も出来ないものだと思います。

 ですが、これが同じ地球上で起こっている現実なのです。

 私は、ゴミ山を見て、カンボジアで、働く場所を作ってあげることが、ゴミ山をなくすために、一番必要なことだと思いました。

 「募金」とか、そういう上から目線の支援ではなく、「一緒に仕事をする」という、同じ目線での支援をしていくべきだと思いました。

 皆さんも、この連載を見て、そんなことを考えて頂ければ嬉しいです!

慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華