第182回:地方の良さに気づいてしまった②~でも、簡単なことじゃない。~

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でも、地方で何かをする、ということは簡単なことではありません。

地方に行くと、私たちは、「よそ者」。
私が2年前に小布施町にインターンをしに行ったとき、それをすごく感じました。

インターンで私たちが町に提言をしても、
「結局提言だけ」で終わってしまいました。

町にしっかり入る気がなかったら、ただのよそ者で、旅行者と一緒です。

そんな中で、2年間小布施に通い、小布施若者会議を企画しました。
ミーティングをして飲み会をして・・・その繰り返しです。(笑)

でも、この時間は必要だったように思います。

私たちは本気でこの町でやりたい、という意志を示し、一緒にやりましょう、と巻き込んで行くことは大切です。

もちろん、私たちではまだまだです。
まだ多くの小布施の人と知り合いになれていませんし、一部の人としか一緒にやれていません。

これは、これからやっていくべきだと思っています。

また、一つのことを成功させることも大切です。
小布施若者会議をしてから、一気に色々な人とつながることが出来ました。

「小布施若者会議をやっていた山本です。」と言えば通じることもあります。

とにかく、「地方って楽しそう」といって少しだけ入るのでは意味がありません。
しっかり中に入っていって、町の人と一緒にやっていくことが大切です。

なので私は、「まちづくり」を大学で学んだりはしていません。
私がやっていることは、「まちづくり」というわけではなく、周りにいる友達と同じように、小布施にいる方とプロジェクトを一緒にやっているだけだからです。

もし地方に興味がある人がいたら、少し考えてほしいなーと思います。

更新:2012-12-08
慶應義塾大学 総合政策学部 山本 峰華