自分の興味をとことん突き詰めFIT入試A方式合格
K高等学校。洋々の講座を受講しておくことで安心感をもって本番に臨むことができました
K高校 慶應義塾大学法学部政治学科 FIT入試 A方式合格 |
慶應法学部を目指したきっかけを教えてください。
ホームレスのボランティアをしたことがあるのですが、そのときに格差社会を実感し、将来、社会を変えるようなことをしたいと思うようになり、法学部政治学科を目指すようになりました。日本を動かすようなことをするためにはレベルの高い最高峰の大学を目指すべきだと考え慶應の法学部を志望するようになりました。他の大学に比べて大学の雰囲気が落ち着いた感じであるのも慶應がいいな、と思った理由の1つです。FIT入試は高1の頃から知っていましたが、本格的に考えはじめたのは高2の冬です。実績を重視したり、グループディスカッションや論述を課したりするFIT入試の方式は自分に向いていると思いました。
書類の準備はどのように行いましたか?
高2の終わり頃から自分のやってきたことをまとめはじめました。また、自分の興味を持っているテーマ、ホームレスのことや社会保障については、ひたすら深く調べたり考えたりしました。実際に書類を書き始めたのは6月くらいだったと思います。初めは箇条書きで内容を書き、そこからふくらませていきました。のめり込むタイプなので時間をかけて書き上げました。志願者調書の4つの質問については結構悩み、ぎりぎりまで考えました。昔から絵を描くのは苦手なので、自己推薦書のフリースペースについては苦労しましたが、のめり込んで作成していくうちに何とか完成しました。書類は高校の政経の先生にも確認していただきました。
模擬講義・論述はどのように準備しましたか?
洋々の実戦講座を受けたほか、高校で小論文の授業を受けたり、塾で小論文の講習を受講したりしました。洋々の講座を受講しておくことで安心感をもって本番に臨むことができました。本番の模擬講義は、自分が読んだことのある本の著者が、その本の内容と同じことを話されたので、とてもラッキーでした。当然、内容の理解はばっちりでした。論述は事例をあげながら自分の意見を書きました。
グループディスカッションの前の自己アピールはどうでしたか?
募集要項には2~3 分で、と書いてあったのですが実際には2分で、と言われました。私は2分で準備をしていたのでラッキーでした。身振り手振りやアイコンタクトをしっかりしながら、話したのですが、自分の話を教授の方がよく聞いてくださるのがとても嬉しかったです。他の受験生を見ていて思ったのですが、礼儀作法は意外と大事だと思います。
グループディスカッションはどうでしたか?
洋々の直前対策でグループディスカッションを行ったときは、活発に議論が進んで楽しかったのですが、本番では、あまり発言しないグループに当たりました。与えられたテーマはあまり自信のないものだったのですが他の人があまり発言しなかったので自分が中心になって話しました。グループの中で1番話しましたし、ファシリテーターの役割もしました。あまりに発言しすぎて、終わったとき、これは落ちたと思ったくらいです。
FIT入試受験を振り返ってみての感想は?
本当に挑戦してよかったと思いますし楽しかったです。学校の勉強は公民以外はあまり好きじゃないのですが、人と話したり議論したりすることが好きで、自分はFIT入試に向いていたと思います。自分の好きなことをひたすら頑張って、それが評価されるというのがよかったです。FIT入試の準備の過程で1つのことについて専門的になれたし、振り返ってみるととても楽しいプロセスでした。
最後に今後の受験生へのアドバイスをお願いします。
慶應に行きたいから、とか、勉強が苦手だから、というだけの理由であればFIT入試は受けない方がよいと思います。逆に、自信をもって自分をアピールすることができるのであれば、是非チャレンジしてもらいたいと思います。FIT入試は決して楽ではありませんが、自信のある方には、チャレンジしがいのある試験だと思います。是非頑張ってください。
どうも有り難うございました。K.K.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。