高3の4月から一般入試の準備と両立させながら、慶應文学部自主応募推薦に見事合格!
「元々慶應文学部の教授として自主応募推薦の採点官を務めていた方から、採点者の目線で添削いただけたのがとてもよかったです。」
R.K.さん
東京都 私立O高校
慶應義塾大学 文学部 自主応募推薦入試 合格
合格おめでとうございます!合格発表の瞬間はいかがでしたか?
中高6年間勉強に励んできたので、第1志望に合格できて嬉しかったです。
慶應文学部を志望した理由を教えてください。
ガッサーン・カナファーニーの『ハイファに戻って』という小説を読み、パレスチナ問題に興味をもち、その解決に取り組みたいという思いをもってきました。そのために史学科で宗教や歴史、言語という観点からユダヤ人やアラブ人について学び、将来は国連職員としてこの問題に取り組みたいと考え、慶應文学部を志望しました。
なぜ自主応募推薦入試で受験しようと考えたのですか?
一般入試の他にチャンスを増やしたいと考え、自主応募推薦の受験を決めました。高2の時には受験を考えていましたが、本格的に準備を始めたのは高3になって洋々に入塾してからです。
高校時代はどんなことに取り組んできましたか?
主に学業に励んできました。また、パレスチナ問題に対する理解を深めるために、NPO法人パルシックが主催する講演会に参加しました。
出願書類はどのように準備をしましたか?
8月下旬から自分なりに書き始め、10月頃に洋々のP-Checkプラス1という講座を受講しました。最初は上手く書けていなかったのですが、プロのきめ細かいサポートで満足いく書類となりました。密度の濃い授業で、短期間でも完成することができました。
総合考査に向けてどのような準備をしましたか?
総合考査対策については、4月から洋々の小論文サポートを月2回のペースで受講し始めました。元々慶應文学部の教授として自主応募推薦の採点官を務めていた方から、採点者の目線で添削いただけたのがとてもよかったです。一文一文チェックし、文章構成や文章表現、内容面について的確なアドバイスをいただきました。
それまで本格的に小論文を習ったことがなく、最初は総合考査Iの過去問を解くのに制限時間2時間のところ、4時間くらいかかってしまうという状態でしたが、何回も書き直しをして、時間内に書けるよう練習を重ねていきました。その成果もあって、だんだんと書くことに慣れていき、最終的には時間内に書き上げることができるようになりました。
本番当日はいかがでしたか?
始まる前までは緊張していましたが、いざ試験が始まってからは緊張が解けました。総合考査Iは過去問よりも難しく、上手く書けたという実感はありませんでした。
そこから気持ちを切り替えて臨んだ総合考査IIでは、自分らしい回答ができました。
試験を終えたときは大きな手ごたえはありませんでしたが、自分なりの精一杯の力を出せたとは思いました。
これからの抱負を教えてください。
一般入試で合格してくる同級生に負けないように、これからも勉強に励んでいきたいです。本もたくさん読みたいと思います。
全体を振り返って、洋々の良かった点があれば教えてください。
文章がまったく書けない状態から、自信を持って書けるまでにしていただき本当に感謝しています。また、急なサポートの依頼にも対応していただき、とても助かりました。
今後、受験する方へのアドバイスをお願いします。
総合考査は新しい問題をどんどんやるよりも、1度解いた問題の書き直しを何回も行うことが大切です。書き直すことで新しく気づくことがあり、より深く論理的に考える力を身に付けることができます。
一般入試との両立は楽ではありませんが、チャンスを増やすためにも自主応募推薦の受験をおすすめします。自主応募推薦で身に付けた力は一般入試にもつながってくるので、決して無駄にはならないという気持ちで挑戦してみてください。
どうもありがとうございました。R.K.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。