留学先で見た医療の現場や実体験から看護学部を志望、見事AO入試で慶應義塾大学看護医療学部に合格!
「自分の漠然とした想いを言葉にしていく議論を重ねて、徐々に研究テーマを具体化できるようになりました」
I.S.さん
東京都 私立K高校
慶應義塾大学 看護医療学部 AO入試A方式 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
本当に嬉しいです。
学校の先生に伝えたら私以上に喜んでくださり、とても嬉しかったです。洋々の先生方や学校の先生にとてもお世話になったので、感謝の気持ちでいっぱいです。
慶應義塾大学看護医療学部を志望したきっかけを教えてください。
高1の時に看護学部に進学したいと決めてから、様々な大学の看護学部を調べました。慶應に看護医療学部があることもその時に知りました。
実際に行きたいと思ったのはオープンキャンパスでの模擬授業に参加したことがきっかけです。そこで看護医療学部の教授が世界規模で捉えた国際看護における社会問題についてお話されていて、持続可能な医療をもっと学んで、私も問題解決に貢献したいと思いました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
高1の冬から高2にかけてニュージーランドに交換留学をしていたため、理系教科の遅れが心配になっていました。学校の先生にアドバイスをもらう中でAO入試を知り、この入試方法であれば自分の留学の経験がむしろアドバンテージになると思い、受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校生活を振り返って思うのは、留学をした経験が今の自分に繋がっているということです。留学先で現地の医療に触れる機会があり、国際医療に興味を持ちました。海外の医療制度等を調べたり、病院のスタッフの方とコミュニケーションをとるなかで、看護についてもっと学びたいと思うようになりました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類の書類は今年の2月から準備を始めました。留学先から帰国するころにはすでにAOを視野に入れており、洋々に相談へ行き、準備を始めました。私を担当してくださったメンターさんは実際に慶應看護医療学部に通っている方で、看護の視点から、適格にアドバイスをくださり、とても心強かったです。思うように書けず、何度も書き直しながら自分の漠然とした想いを言葉にしていく議論を重ねて、徐々に研究テーマを具体化できるようになりました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
提出した出願書類を自分の言葉で話す練習をしました。私はどちらかというと緊張するタイプなので、頭でわかっていてもいざ人前で話すとなると難しかったです。模擬面接やシミュレーションをして、自分なりに答え方をイメージしました。
最後の面接のサポートは本番の前日でした。本番が近づくにつれ切羽詰まっていましたが、面接前日にサポートを担当してくださったプロの方が褒めてくださり、自信につながりました。
本番当日はいかがでしたか?
面接はZoomで実施されました。始まると面接官の方が「緊張してる?」と聞いてきださり少し緊張がほぐれました。提出書類の内容等について褒めて頂き、落ち着いて話ができたと思います。
聞かれた質問について詰まることなく、きちんと答えることができたので手応えは感じていましたが、合格発表までの数日間はもっと良い答えがあったのではないかと考え込んでしまい不安もありました。
入学後の抱負を教えてください。
今はコロナ禍の影響もあり難しい時期ではありますが、国際看護を学ぶために海外研修のプログラムに積極的に参加したいと思っています。海外での経験だけでなく、看護に関する実践経験も重ねていきたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々を通して、これまで自分が考えてきた将来像をより具体的にすることができました。実際に志望校に通っているメンターさんのお話は、看護を学んでいるからこその説得力があり、とても勉強になりました。書類の作成や面接は決して得意ではありませんでしたが、沢山のアドバイスを頂き、試行錯誤した経験を通して成長することができたと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
自分のやりたいことや考えていることを漠然とではなく具体的に考えていくプロセスが大事だと思います。他の人よりも優れた話を書こうというマインドではなく、素直に、わかってもらう文章を目指すことが良いのだと思いました。
面接では書類で書いたことを言えるようにすると良いと思います。私は、メンターさんからマインドマップを書くことをお薦めして頂きました。実際に書いてみて、頭が整理出来て、気持ちが落ち着いたので、おすすめです。
ありがとうございました。I.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。