自身の思考を深めるトレーニングを繰り返し、見事、東京工業大学 環境・社会理工学院C 総合型選抜 合格!
「おすすめですと言えるほど楽ではありませんが、準備をする中で自分の良い所や悪い所、自分がこの先どうしたらいいかなどを考える貴重な機会になりました。」
Aさん
東京都 私立高校
東京工業大学 環境・社会理工学院C 総合型選抜 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
合格できる自信は正直なかったので、ほっとしました。推薦準備と並行して一般試験の勉強をしていたため、直前期になかなか時間が取れず焦りもあったので、無事合格できてよかったです。
東京工業大学環境・社会理工学院を志望したきっかけを教えてください。
東京工業大学は課題を解決するための知識を文理融合で学べると知ったことがきっかけでした。私が解決したいことは防災における論理と行動が乖離してしまう現象です。例えば震災に備えて準備しようと頭で分かっていても、実際に準備する人は少ないことなどが挙げられます。それを解決する手段として教育があると考えていた私は、教育を工学的に研究する教育工学の存在を学校の先生に教わりました。教育工学を調べていくと、東京工業大学に辿り着き、さらに調べると東京工業大学では文理融合で学問ができることを知りました。学問を絞らずに課題を解決するために横断的に学べる環境は私が解決したい課題にぴったりだと感じました。
なぜで総合型選抜を受験しようと考えたのですか?
活動はいろいろしていたので、せっかくならそれを活かして受験してみようと決めました。求める人材像が自分にマッチしていると思ったことも決め手です。また理系科目だけを重視するわけではないこと、ペーパーテスト以外も評価してもらえることも惹かれるポイントでした。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
防災プロジェクトを高校の有志の仲間と立ち上げ取り組みました。防災に興味を持ったのは高校の防災特別授業で講和者の話を聞いたことがきっかけです。防災プロジェクトでは防災に関する啓発活動をしました。その活動をきっかけとして、学内で津波の研究を行いました。また学外では部活で感じた課題を解決するためのアプリづくりに取り組んでいました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
推薦対策として9月くらいから志望理由や今までの経験をまとめてはいましたが、特に力を入れて準備を始めたのは出願の2週間ほど前からです。ひたすら書いて両親や学校の先生に見てもらっていました。文章が長くなってしまうタイプだったので、削ることをがんばりました。どこに重きを置いて削るかが難しく、何パターンも書いて比べながら作っていきました。
プレゼンテーションに向けてどのような準備をしましたか?
洋々の講座で時間内にこの程度なら考えられるという時間感覚と、メモの取り方を身に着けました。過去問が学校からあまり出ておらず、手に入る範囲の過去問を講師に見てもらい、それらの出題意図を教えてもらいました。過去問と去年の出題イメージの傾向が違ったので、特定の形式に特化するというより、思考を時間内にどれだけ深められるかのトレーニングをしていきました。サポートのFBでは「この問題はこの観点からも考えられるよね」など多角的な視点を教わることができ、色んな観点から問題に回答できるようになったことが良かったです。また録音を聞き返すことで自分の話し方が長くなってしまう癖に気付けたことも良かったです。
本番当日はいかがでしたか?
前日は緊張していましたが、始まる前は緊張しませんでした。試験の手応えは正直なかったです。プレゼンテーションに対する面接の質疑応答で、いくつかの質問にうまく答えられなかった気がして不安でした。
入学後の抱負を教えてください。
志望理由を考える中で自分のやりたいことが明確になってきました。せっかく総合型選抜で意思をもって合格することができたので、志望理由を書いていた時の私が見て、恥ずかしくない高い志を持ち続ける学生生活を送りたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
教室に入る時の洋々の皆さんのあいさつがとても明るくて、すごくあったかいな、と思いました。受験前にキットカットをもらえたのも嬉しかったです。また講師の方からは世の中の本質的な教養を教えていただけたように思っていてとても良かったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
総合型選抜は今後割合が増えてくると思います。おすすめですと言えるほど楽ではありませんが、準備をする中で自分の良い所や悪い所、自分がこの先どうしたらいいかなどを考える貴重な機会になりました。興味のある方は挑戦してみてください。受かっても受からなくても後悔はしない経験になると思うので、がんばってほしいです。
ありがとうございました。Aさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。