身近な要素からの気づきを志望理由へと発展させ、東京理科大学総合型選抜(女子) 工学部建築学科に見事合格!
「月2回のサポートで充実した時間を過ごすことができ、多くのことを吸収できたのが良かったです。」
H.Sさん
R学院
東京理科大学総合型選抜(女子) 工学部建築学科 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
嬉しい気持ちですが、大学での勉強についていけるかが不安な気持ちもあります。
東京理科大学工学部建築学科を志望したきっかけを教えてください。
通っている高校の校舎が素敵で、それをきっかけにフランスへ観光を兼ねて建築を見に行ったことで、本格的に建築に興味を持ち始め、志望するに至りました
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
所属している部活動が全国大会に出場するレベルで、周囲にもAO入試の受験者が多かったため、受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
中学校1年生から高校3年生までダンス部で活動していました。週6程度の練習があり、部内の役割として、衣装係の活動や、部活動のパンフレット作成をしていました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
6月ごろから準備を始めました。
先駆けて受講していたドローイングの講座で、小学校の建築について書類を作成する話をしていたため、すでに土台はできていましたが、具体的なアイデアがなかなか浮かばず悩んでいました。そんな中、高校の授業がきっかけで「余白」という概念に辿り着くことができ、最終的に書類のテーマとしました。
サポートでは「余白」の定義から考え始め、空間的なことだけでなく、建築が人々の行動を定めずに、自由に解釈できるということを、「余白」と捉えました。ただ、プロ講師からは抽象度が高すぎるという指摘を受けたため、学校の「廊下」を具体例として選び、廊下のデッサンや、そこでの人々の行動に着目しました。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
ドローイングは過去問をとにかく解きました。絵を描くことよりも、設問文の解釈が難しかったため、苦戦しました。サポートでは、プロ講師と一緒に問題文の読み合わせを行い、意味が理解できなかった部分は解説してもらい、宿題として次回のサポートまでに描き上げてくる流れで進めました。
面接の準備では、当初は伝えたいことを言語化することに苦労しました。そこで、その場で言語化する能力を改善していくのではなく、おおまかな回答をあらかじめ文章として書き出し、準備をしました。プロ講師からは、総合型選抜入試では、自分の意見を最後まで言えればそれで良いと言ってもらえたことで、自信がつきました。
本番当日はいかがでしたか?
小論文試験の内容は予測範囲のもので、面接の雰囲気もフレンドリーでした。面接官からの質問も、こちらが伝えたいことを答えさせてくれるような質問が多かったです。
入学後の抱負を教えてください。
フランスに留学をして建築を勉強したいと思っているので、まずは語学の勉強に取り組みたいです。また、大学のインカレの建築サークルで、グループごとに作品を作り、教授に講評をもらえるところがあるので、参加してみたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
私は一般受験の準備をメインで行っていたため、総合型選抜入試の準備にはあまり時間を割けませんでした。それでも、月2回のサポートで充実した時間を過ごすことができ、多くのことを吸収できたのが良かったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
建築分野で受験するのであれば、高校時代に建築のコンペに応募するなど、自分の志望動機に適した活動を行っておくと良いと思います。
ありがとうございました。H.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。