一般入試と並行しながらも徹底した事前準備で、憧れだった慶應義塾大学文学部に見事合格!
「洋々では講師が与えすぎない絶妙な距離感で自主性を重んじるサポートをしていただきました。その結果、自ら主体性を持って準備を進めることができ、合格に繋がったと感じています。」
T.M.さん
R高校
慶應義塾大学文学部自主応募制による推薦入学者選考 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
合格を知った瞬間は実感が湧きませんでしたが、結果発表の画面を毎日見ているうちに、徐々に嬉しさを噛み締めるようになりました。
慶應義塾大学文学部自主応募制による推薦入学者選考を志望したきっかけを教えてください。
高校に入学し、大学の進路を考えたときに、漠然と「慶應に行きたい」という思いがありました。そこで、オープンキャンパスに参加したところ、「ここで学びたい」と感じるようになりました。歴史、文学、心理学、社会学といった自分の関心分野が全て詰まっている学部だったことが志望の決め手となりました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
もともと一般入試での受験を考えていましたが、評定の基準を満たしていたこともあり、チャンスを増やすためにAO入試にも挑戦しました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校では部活動を兼部し、書道は4歳から続けて現在も取り組んでいます。さらに、ボランティア活動や英語のプレゼンテーション大会といった学校外の取り組みにも積極的に参加しました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高校2年生の夏にAO入試で受験することを決め、高校3年生の4月から洋々で本格的に準備を始めました。当初は歴史をテーマに志望理由書を作成しようと考えていましたが、焦点が定まらず、最終的に自分が長年取り組んできた書道について書くことにしました。
洋々では、メンターの方に文章の枠組み作りをサポートしていただき、プロの方や3PCで細かい部分を修正して完成度を高めることができました。一緒に全体像を考え、枠組みを整える作業をしていただいたことで、非常に進めやすかったです。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
AO入試を受けると決めてすぐに、小論文の準備を開始し、過去問を10年以上分解きました。特に、間違えた問題や納得のいかない回答は徹底的に見直し、2度3度解き直しました。
総合考査では文学部特有の世界観を理解するのに時間がかかりましたが、YouTubeや関連書籍を活用して深く学びました。また、新聞の社説などを通じて社会情勢を把握し、広い視点を養いました。
洋々の集団講座では、他の受講生の回答を分析することで、自分の解答との違いや改善点を学びました。小論文エキスパートから教わった語彙や表現のテクニックをノートにまとめ、応用できるようにしました。
本番当日はいかがでしたか?
当日は緊張と焦りがあり、周囲の咳やページをめくる音がとても気になりました。しかし、例年より課題文が短く簡単だったこともあり、冷静に取り組むことができました。特に総合考査2では、自分の書きやすいテーマが出題されたため、落ち着いて実力を発揮できました。
入学後の抱負を教えてください。
入学をゴールとせず、新しく出会う友人や教授の方々とともに、慶應文学部でしか得られない学びを深めたいと思います。有意義な4年間を過ごしたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々では講師が与えすぎない絶妙な距離感で自主性を重んじるサポートをしていただきました。その結果、自ら主体性を持って準備を進めることができ、合格に繋がったと感じています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
AO入試は、自分と向き合う時間が必要です。真剣に向き合うことで苦しい時期もありますが、それを乗り越えれば一般入試では得られない学びがあります。また、「高校生のための評論文キーワード100」という本は非常におすすめです。倫理や哲学など、文学部の試験で役立つワードが詰まっており、本番でも大いに活かせました。
ありがとうございました。T.M.さんさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。