文武両道な私を私が肯定する!“自信”と“自芯“が導いた慶應合格!
「自分に自信がなくなった時は、なぜ自分がこの入試に挑戦しているのか、大学に入ったらどんなことをしたいのかを考えると、気持ちをうまく切り替えることができると思います。」
R.I.さん
J高校
慶應義塾大学法学部FIT入試B方式 合格

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格発表の時間帯は学校があったので、帰宅後に母と家のパソコンで結果を確認したのですが、小論文の手ごたえがあまりなかったので、最初は結果を見間違えたのかと思いました。マイページを一度消し、一次試験の結果ではなく二次試験に合格が出ていることを再度見て、その後に泣いて喜びました。入学手続きもまだなので、正直今も実感は湧いていません。
慶應義塾大学法学部を志望したきっかけを教えてください。
高校1年生の時に慶應義塾大学のオープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気が素敵だなと感じました。また、自分の興味のある分野が法律系で、学ぶ環境として国際性も大切にしたかったので、慶應義塾大学と上智大学の法学部を検討していました。両大学の説明会を聞きに行き、高校3年の5月頃には最終的な志望校を決めました。
なぜFIT入試B方式で受験しようと考えたのですか?
志望校であった慶應の法学部に総合型選抜があることを知り、自分の成績や活動を生かせる受験形態に魅力を感じ、FIT入試での受験を決めました。A方式とB方式、どちらも出願資格を満たしていたので併願も考えましたが、評定の高さを生かせることと、片方の方式に全ての時間を割くほうが準備に集中できると思い、B方式のみに出願することにしました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
部活動と委員会に積極的に取り組みました。特に、陸上部は6年間活動を続け、部長も務めました。引退が高校3年生の6月だったので、そこからすぐ受験に気持ちを切り替えました。他には、高校2年生の夏に2週間ほど、海外留学も経験し異なる価値観や文化に実際に触れながら学びを深めることができました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高3の6月に部活を引退してから集中的に洋々のサポートで準備を開始しました。自分の考えるテーマに対しての解決策に色々と悩み、そのことが書類を仕上げる上で特に苦労しました。部活を引退し、時間に余裕ができたこともあって、空き時間の多くを準備に使うことができたので、7月の終わり頃には大体書類の内容は固まりました。8月はその内容をブラッシュアップすることに時間を使いました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接の準備は出願後に本格的に始めました。面接は苦手意識があり、話す時に早口になったり、緊張したりしてしまうことが早い段階でわかっていたので、特に力を入れて頑張りました。具体的には、質問に答えるときの自分なりの型を考える、聞かれそうな志望理由に関して言いたいことを通学時に唱えて覚えるなどして、とにかく数をこなすことを大事にしました。自宅でもスマホで自分が話している様子を撮影し、客観的な視点を得ることによって改善点に丁寧に向き合いました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
過去問を定期的に解きました。私は、時間配分よりも400文字で自分の意見を最後までまとめきることを大切に準備していました。文章を書くこと自体はもともと好きでしたが、出されるテーマによって書きやすさが違うことに気が付いたので、問題を解く中で苦手な分野をつぶしていった感じです。小論のサポートの際に、書き方の方向性を講師と議論したことが苦手をなくす上で特に役に立ちました。
本番当日はいかがでしたか?
今年は出題傾向が変わったため、読み取りや回答の方向性を考えることに時間がかかりました。練習をたくさんしていたものの、時間が迫ってくるにつれて焦りもありました。特に、考査Ⅱは新しい傾向だったので、どのように書くのが正解なのか不安で手ごたえがなく、返却された問題用紙を試験後も開くことができませんでした。
洋々のサポートで、「自分のもっているものは全て置いてくるように」という言葉を聞いていたので、面接には切り替えて臨むことができました。圧迫感もなく、想定していた質問も多かったです。
入学後の抱負を教えてください。
まずは、法律学科なので法律の勉強を頑張りたいです。以前から学びたい学問であったとともに、自分の興味あるテーマの解決に向けても多くの知識を得たいです。また、引き続き色々なことに挑戦してみたいです。高校と全く違う環境になるので、様々なバックグラウンドを持つ人と交流することも楽しみにしています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
自分にしっかりと向き合ってくれるところがとてもよかったです。入塾当初はテーマが決まっていませんでしたが、対話を通してやりたいことの方向性が明確になりました。サポートのブースが個室なことも、準備に集中できてよかったですね。また、プロの講師は知識も経験も豊富で沢山の質問に対応してくださったので、そのこともとてもありがたいと感じました。また、3PCなどで色々な方の意見をいただけるのも大変助かりました。そのおかげで、多角的な視点から自分の興味あるテーマに向き合うことができました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
高校時代は学校生活を満喫し、興味のあることには全て挑戦してみるのがよいと思います。推薦入試を受ける方は、自分の活動を振り返ることになると思いますが、今までやってきたことの全てが自信になり、自分を後押ししてくれます。最後まで自信を持ち続けることも大切です。自分を推薦するわけなので、自分を肯定することもとても重要です。自分に自信がなくなった時は、なぜ自分がこの入試に挑戦しているのか、大学に入ったらどんなことをしたいのかを考えると、気持ちをうまく切り替えることができると思います。
ありがとうございました。R.I.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


