“目指す未来に一番繋がる道を選ぶ”ことが力になる!ウェルビーイングを軸に未来の教育を考えたいという思いで武蔵野大学総合型選抜に合格!
「偏差値ではなく、自分の将来に強く繋がる大学・学部を選びたかったのです。自分の探究を信じて挑戦できたことが、合格につながったと思います。」
W.S.さん
Y高校
武蔵野大学ウェルビーイング学部 総合型選抜 Ⅰ期 (面接型)合格

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
11月1日に結果が出て、ようやく安心できました。安心して3連休を過ごすことができ、これまで支えてくれた家族とおいしい食事を楽しみながら、喜びを実感しました。
武蔵野大学ウェルビーイング学部を志望したきっかけを教えてください。
全国でも数少ないウェルビーイング学部という点に惹かれました。もともと慶應SFCの受験を考えており、その関係で本学部の存在を知りました。高校時代に行った不登校の子どもたちに関する探究活動から、ウェルビーイングを軸にこれからの教育を考える学びを大学でしたいと思うようになりました。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか?
不登校に関する探究を長く続けてきたため、自分の研究を活かせる入試に挑戦したいと思いました。偏差値ではなく、自分の将来に強く繋がる大学・学部を選びたかったのです。また、将来不登校の子に関わる際、自分自身が「好きな道を選んだ」経験を持っていることが説得力になると思いました。大学との相性を重視する総合型選抜は、自分に最も合った形でした。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
不登校児へのカウンセリングに関心を持ち、取材や調査を行いました。カウンセラーの仕事を調べるうちに、「傾聴」だけでは解決しきれない課題を感じ、オルタナティブスクールという新しい教育のかたちに出会いました。その後、「オルタナティブスクールをつくる」というアイデアをもとに起業家養成講座に参加しましたが、教育機関を立ち上げる難易度の高さを実感し、それ以外の形で教育改革を考えることになりました。つまり、高校時代を通して、「カウンセラーになりたい」が「オルタナティブスクールをつくりたい」に、それが更に「新しい教育を考えたい」に変遷し、最終的にウェルビーイングに辿り着きました。ウェルビーイングは、主にポジティブ心理学の理論を基に研究を行いました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類の準備は6〜7月頃から始めました。サードパーティーチェックでは厳しいコメントをいただくこともありましたが、自分の活動を知らない立場からの客観的な意見は非常に参考になりました。その視点をもとに内容を見直すことで、より伝わる書類に仕上げることができたと思います。メンターの方から伺ったサードパーティーチェックに臨む心構えも大いに役立ち、合格へとつながったと感じています。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接に向けては、とにかく多くの人に自分の考えを聞いてもらうようにしました。洋々のGMはもちろん、メンターやプロも、学校の先生や探究活動で関わった方々にも意見をもらい、さまざまな角度から質問を受けることで、自分の言葉で語る力を磨きました。
本番当日はいかがでしたか?
会場に入るまでは冷静だったのですが、待合室の静けさと空気に少し圧倒され、本番直前に緊張が強くなってしまいました。しかし、面接官の方が「あなたの良いところを見つけたい」と笑顔で話してくださったので、安心して自分の考えを伝えることができました。終わった後は、やりきったという達成感がありました。
入学後の抱負を教えてください。
「ウェルビーイング」は調べるほど奥が深く、簡単には定義できない概念です。だからこそ、学問的に体系的に探究していきたいと思います。教育とウェルビーイングを結びつけ、学校が変わるべき部分を明らかにし、オルタナティブスクールなどの実践に活かしたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
サポートの回数自体は多くありませんでしたが、1回ごとの内容がとても濃く、毎回学びのある時間でした。サポートのない期間も連絡や面談を通して支えてもらっている実感があり、ペースメーカーのように並走してもらえたのが心強かったです。書類作成で迷ったときに相談できたのも助かりました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
テーマは変わっても構いません。むしろ変化を恐れず、迷うことを楽しんでほしいと思います。探究も受験も、正解があるものではありません。いろいろな角度から考え、試行錯誤することが、自分らしい世界観をつくる近道だと思います。
ありがとうございました。W.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


