スピードスケートと総合型の準備を両立し、見事早稲田スポーツ科学部総合型選抜入試Ⅲ群に合格!
「毎回のサポートを通して、具体的なコメントをもらいながら、自分の中の世界観や強みを言語化する力を鍛えていくことができました。」
H.H.さん
A高校
早稲田大学スポーツ科学部総合型選抜 Ⅲ群 合格

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます!正直まだ実感が湧いていませんが、合格することができてとても嬉しいです。所属するスケートチームのメンバーとも喜びを共有することができました。
早稲田大学スポーツ科学部を志望したきっかけを教えてください。
早稲田大学スポーツ科学部を志望した一番の理由は、最新の技術を使って自分のスケート技術を向上させるための環境が整っていると感じたからです。スケートの練習でモーションキャプチャーを使った動作分析を体験し、フォームの違いが数値や映像として可視化されることに大きな魅力を感じました。大学では、このような計測技術や動作解析の方法を体系的に学び、その知識を競技力の向上につなげていきたいと考えています。
なぜ総合型入試で受験しようと考えたのですか?
スピードスケートでの経験を自分の強みとして評価してもらえるのが総合型選抜だと感じたからです。小学校1年生の時から11年間、スピードスケートを続けてきました。競技生活を通して全日本大会で優勝した経験もあり、そうした競技実績と評定の出願要件を満たしていることがわかりました。そこで、自分の強みを活かした勝負ができると思い、挑戦を決意しました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校時代は、スピードスケートの競技で結果を残すために全力で練習に取り組んできました。高校から寮生活が始まり、最初は新しい環境に慣れることに苦戦しましたが、練習を重ねる中で少しずつ成果が出るようになり、3年間を通してベストタイムを更新することができました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類は6月頃から少しずつ準備を始め、練習と両立しながら書き進めました。まず箇条書きで書きたいことを整理し、その後文章にしていく形をとりました。両親にも見てもらいながら何度も書き直し、「何を一番伝えたいのか」を意識して、自分らしさの出る内容に整えていきました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接に向けては、8月下旬に洋々に入塾し、本番をイメージしながら、自分の頭の中にあることを言語化していきました。サポートを重ねるごとに、自分の話し方や目線など、自分では気付けなかったポイントに気付くことができました。また、「小学1年生にも伝わるように説明する」というアドバイスのおかげで、自分の中にある考えや世界観を、より噛み砕いて伝えられるようになったと思います。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
小論文では、自分の競技経験とテーマを結びつけながら、一貫性のある文章を書くことを心がけました。洋々とのサポートの中で何度も書き直すうちに、文章の内容が少しずつ濃くなっていく感覚がありました。構成は4部構成を意識し、本論の中でスピードスケートの経験から話をテーマにつなげることで、自分の主張に説得力を持たせるよう工夫しました。
本番当日はいかがでしたか?
小論文では、これまで練習してきた文章型とは異なり、図や表を読み取る形式の問題が出題されて戸惑いもありましたが、資料の共通点と相違点に注目しながら、自分なりの結論にまとめました。面接では、「アスリートと一般の人はどちらがより幸福と言えるのか」といった幸福論に関する質問が特に印象に残っています。それまで深く考えたことはないテーマでしたが、その場で考えをまとめながら述べることができました。
入学後の抱負を教えてください。
入学後は、モーションキャプチャーを使いこなせるだけの学力を身につけ、競技力向上につなげていきたいです。2030年のオリンピック出場を目標に、スピードスケートと学業を両立させながら、スポーツ科学の学びを自分の競技に還元したいと考えています。2030年は大学生活4年間の集大成となる年なので、後悔しないようキャンパスライフも楽しみつつ、一日一日を大切に過ごしていきたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
毎回のサポートを通して、具体的なコメントをもらいながら、自分の中の世界観や強みを言語化する力を鍛えていくことができました。わからないことや不安なことがあったときも、質問すると丁寧に説明してもらえたので、問題を一つずつ解消していけました。また、Zoomでの受講ができたことも、スピードスケートの練習と両立するうえで大きな助けになりました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
総合型選抜では、「継続して取り組むこと」と「自分の軸をはっきりさせること」が大切だと思います。私は小論文を6月頃から書き始め、2〜3日に1本のペースを目標にしました。忙しい日があっても、後から取り戻すことで書く感覚を切らさないようにしていました。
部活動や競技で忙しい人ほど、すべてを完璧にしようとせず、「この時間だけは全力でやる」と決めて続けることが大事だと思います。自分のペースを大切にしながら、最後まで頑張ってください。
ありがとうございました。H.H.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


