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昆虫の動きのロマンを工学へ――好奇心追求で見つけた芝浦工大との縁 Y.H.さん

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昆虫の動きのロマンを工学へ――好奇心追求で見つけた芝浦工大との縁

「将来を考えて情報系に進むべきか迷った時期もありましたが、最終的には「やっぱり大好きな昆虫を極めたい」と思い、自分の好きな道に戻ってきた感覚でした。」


Y.H.さん

芝浦工業大学理工系女子特別入学者選抜 合格

跡見学園高等学校

芝浦工業大学理工系女子特別入学者選抜 合格


合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。

発表日は学校があり、先に結果を見てくれた家族からのLINEで合格を知りました。そのあと自分でも改めて結果を確認して、当日の放課後は安心して塾に行けたことをよく覚えています。
今は事前課題が送られてきて取り組んでいるところで、合格の実感を噛み締めています。理工系女子枠は奨学金も出るので、その嬉しさも感じています。


芝浦工業大学を志望したきっかけを教えてください。

技術力のある大学に行きたいという思いはずっとありました。進路を考える中で四工大を知り、その中でも自分のやりたいことと合っていたことから、芝浦工業大学が候補になりました。
オープンキャンパスで、大学の雰囲気が気に入ったことも、志望の決め手になりました。


なぜ理工系女子特別入学者選抜で受験しようと考えたのですか?

最初は「せっかくだし受けてみよう」という気持ちが大きく、総合型選抜で必ず決めないと、という強い決意が最初からあったわけではありませんでした。
学校には一般入試を頑張る人も多く、自分も元々はそのつもりでした。ただ、小さい頃から続けていた昆虫の探究が活かせるのではと考えるようになりました。賞を取った経験もあり、総合型選抜で評価してもらえる材料は意外と揃っていました。調べてみると、自分が出願資格を満たしていることにも気づき、「特別な人しか推薦は無理だと思っていたけれど、自分にもできるかもしれない」と思えました。
指定校推薦を考えた時期もありましたが、行きたい大学から推薦が来ておらず、諦めました。そのような状況の時に、家族から「早めに進路が決まったほうがいいのでは」と背中を押され、総合型選抜を強く意識するようになり、女子枠のあった芝浦工業大学の総合型選抜の受験を決めました。


高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?

部活動を頑張り、部長も務めました。文化祭では新しい取り組みを行い、教室をより多く使えるようにするなど工夫した経験が印象に残っています。
また、高校1年の後半から3年にかけては、自分で研究にも取り組んでいました。テーマは昆虫型ロボットの開発やプログラミングです。
幼少期から「動くものが好き」という感覚があり、昆虫に興味を持ち始めました。昆虫の動きは想像がつかないところが面白く、構造そのものにも惹かれます。航空力学の理論上では飛べない昆虫でも飛べているといった点にもロマンがあり、どんどん夢中になっていきました。
将来を考えて情報系への進学と迷った時期もありましたが、最終的には「やっぱり大好きな昆虫を極めたい」と思い、自分の好きな道に戻ってきた感覚でした。


出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?

洋々で「昆虫の探究は強みになる」と背中を押され、まずは研究を進めて成果をコンクールに出すことを目標にしていました。高校3年の4月頃から、本格的に書類作成に取り組み始めました。
一番大変だったのは、「なぜそれをやるのか」を細かく考えることです。メンターやプロの講師が「ここはどうなの?」「それはなぜ?」と逐一深く聞いてくれたのが印象に残っています。
それまで自分は「好きだからやる」という感覚で探究していたので、テーマについてここまで深く考えたことがなく、言語化に苦労しました。ただ、その過程を経たことで、自分の中での確信が増し、自信にもつながりました。


面接に向けてどのような準備をしましたか?

プロの講師と一緒に話しながら、最初は資料を見つつ「言いたいことを整理する作業」を行い、最後は実践的な面接練習もしました。併願先が他にもあったため、他大学の志望理由を混ぜて回答してしまうことがあり、整理する工夫をしていました。


本番当日はいかがでしたか?

学科試験は、基礎的な問題を抑えることができ、比較的よくできたと思います。
面接では、想定していたほど深掘りが多くなく、安心しました。例えば、「そのロボットが作れたとして、どう使うの?」といった質問がありました。
洋々では「その心は?」と繰り返し問われ、「その解決策は経済的合理性がないのでは?」など厳しめの切り込みも含めて鍛えられました。ですので、本番では求められている以上の内容を話せたのだと思います。
「専門的な質問が多い」と聞いていましたが、実際には細かい専門知識というより、大きな枠組みを問う質問が中心でした。たとえば「羽ばたきロボットが今実現していないのは、なぜだと思いますか?」といった問いです。心構えはしていましたが、思ったより対応できた手ごたえがありました。


入学後の抱負を教えてください。

奨学金をいただくので、一定の成績を保ち、学業をしっかり頑張りたいです。大学ではロボット研究を進め、自分のテーマをどう再現し、どう発展させるかを考えていきたいです。


全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。

「深く聞いてくれるところ」が特に良かったです。なぜこの表現なのか、というレベルまで問い直してくれました。
修正案をそのまま提示するのではなく、表現のニュアンスについても複数の意見を出してくれて、自分に近い表現や「自分っぽさ」を一緒に探してくれたことも嬉しかったです。大事にしたい箇所は尊重して書類の中に残すように検討してもらえた点も、安心につながりました。


今後受験する方へのアドバイスをお願いします。

面接は「やりたいことを突き詰めること」が大事だと思います。なぜそれをやりたいのかを明確にし、道筋をしっかり立てる、これが合格への近道だと感じました。
プロの助言はできるだけ忠実に守るようにしていましたし、迷ったときはその都度質問して相談することで内容が良くなっていったので、周りの人に相談することも、ぜひ大切にしてほしいです。


ありがとうございました。Y.H.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。

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