カナダ留学で生まれたジェンダーへの問題意識――SFCで学問へとつなぐ
「発展途上国の女性がより良い生活を送るためには何が必要なのかというテーマに向き合う中で、ジェンダーの問題に関心を持つようになり、大学で学びたい分野へとつながっていきました。」
Oさん
K高校
慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科 夏秋AO入試 合格

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
正直なところ不合格も覚悟していたので、合格を知ったときは本当にうれしかったです。慶應義塾大学の受験を通して、大学受験全体において英語が非常に重要であることを改めて実感しました。
慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科を志望したきっかけを教えてください。
志望校を考える際、リベラルアーツの考え方のもとで幅広い分野を学べること、そして4年間同じキャンパスで学べることを重視していました。
また、母が4年間同じキャンパスの大学に通っていたこともあり、先輩とのつながりや就職に関する情報が得られやすい、キャンパス移動のない環境にも魅力を感じました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
高校2年のときにカナダへ1年間留学しており、その影響で日本のカリキュラムに遅れが生じていました。カナダと日本の授業を並行する特殊な履修形態だったため、海外校在籍2年以上が条件の帰国生対象入試や一般入試には適していませんでした。
一方で、ボランティア活動や英語資格の取得など、これまで積み重ねてきた経験を活かせるのがAO入試だと考え、この形式を選びました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校1年のときに、発展途上国支援のボランティア活動に参加しました。校内で選抜されたメンバーで構成された活動で、私はリーダーを務めました。
発展途上国の女性がより良い生活を送るためには何が必要なのかというテーマに向き合う中で、ジェンダーの問題に関心を持つようになり、大学で学びたい分野へとつながっていきました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
洋々に入塾したのは高校2年の2月です。当初はICU向けの書類を作成しながら、大学を問わず通用する基礎的な土台づくりを進めていました。慶應義塾大学向けの書類を本格的に作り始めたのは高校3年の7月頃です。
洋々では、自分が書きたいことをまず口頭で話し、その内容をもとに整理していきました。自分は考えを深めていくことが得意ではなかったため、その道筋を示してもらえたことがとても助けになりました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
洋々でSFC用の面接サポートは受けていませんでしたが、1次選考通過後に本格的な準備を始めました。
学校の先生や、SFCの出身者に相談しながら、大学の特徴と自分がどのようにフィットするかを整理しました。書類では大学での学びの計画を十分に書き切れていなかったため、面接ではその点を中心に伝えるようにしました。
本番当日はいかがでしたか?
面接の待ち時間が非常に長く、私は最後の順番で約3時間待つことになりました。その間に疲れてしまい、自信を失いかけたのが正直なところです。
長時間の待機に備えて、気分転換できるものを用意しておくと、良い状態で本番に臨めると思います。同じ書類を見続けるだけでは、どうしても疲れてしまいます。
入学後の抱負を教えてください。
大学の中だけでなく、企業の方々など学外の人とも積極的に関わりながら活動していきたいと考えています。そのためには、学生としての視点だけでなく、より広い視野で物事を考える必要があります。
多くの大人と関わり、本を読み、知識を深めながら、自分の考えを磨いていきたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
高校ではAO入試で進学する人が多く、塾を使わない生徒も多かったため、当初は自分もそのつもりでした。しかし実際に通塾して、合格者の視点で書類を見てもらえたことで、内容の質が大きく高まったと感じています。
また、学校の先生は型にはめた指導になりがちですが、洋々では「自分が何をしたいのか」を軸に書類を構成していく進め方だったため、言いたいことをしっかり表現できました。実際の大学生の方に伴走していただけた点も、とても良かったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
英語資格などは早めに取得しておくと、書類作成の際に精神的な余裕が生まれます。
また、書き始める前に「自分が大学で何を学びたいのか」と「これまでの活動歴」がどのようにつながるのかをリスト化すると、伝えたい内容が整理しやすくなると思います。
ありがとうございました。Oさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


