総合考査対策を入念に行い、慶應文学部自主応募推薦入試に見事合格！N.A.さん

総合考査対策を入念に行い、慶應文学部自主応募推薦入試に見事合格！

「しっかり学んだうえで洋々にくると最大限引き出してもらえるので、日常にある教養を大切にして欲しいと思います。」

N.A.さん

東京都私立光塩女子学院高等科

慶應義塾大学文学部自主応募推薦入試合格

合格おめでとうございます！合格発表の瞬間はいかがでしたか？

落ちていると思っていたのでびっくりして固まってしまいました。うれしさよりも、受験からの解放感が大きかったです（笑）。信じられませんでした。

きっかけについて

慶應文学部を志望したきっかけを教えてください。

当初は東京芸大で音楽学を学びたいと考えていましたが、美学や美術史にも興味があり、慶應文学部ではそれを学べると学校の先生から教えていただき、併願校として考え始めたのがきっかけです。

しかし自分のやりたいことをよくよく考えてみると、芸大ではないと思い直し、高3の春ごろからは慶應文学部を第1志望に目指し始めました。

なぜ自主応募推薦で受験しようと考えたのですか？

慶應文学部のホームページで自主応募推薦の存在を知り、チャンスを増やしたいと思い、受験を決めました。

高校時代は何に取り組んできましたか？

課外活動としてオーケストラに参加しており、バイオリンの首席奏者を務めてきました。また、運営メンバーとしても小4～高3という幅広いメンバーをまとめてきました。

慶應文学部の志望理由を簡単に教えてください。

自己推薦書には音楽を起点として哲学と世界史を絡めて総合的に学びたいということを書きました。また、モーツァルトに関する知識を深めたいと考えており、モーツァルトの活躍していた時代が研究分野の教授がいらっしゃるので、その先生の下で学びたいということも理由でした。

出願書類はどのように準備しましたか？

出願書類は学校の受験担当の先生と9月頃から取り組み始めました。書いては添削してもらうというのを何往復も行いました。11月頭には完成しました。

総合考査はどのように対策をしましたか？

洋々の小論文サポートを受講しました。洋々のサポートはマニュアル的な書き方を覚えるといったものではなく、私の文章表現に合わせたアドバイスをしてくださいました。私の書いたものに対して、エキスパート講師の方にはよりよい表現方法を指導していただきました。

最初のころは1題解くのに10時間くらいかかっていましたが、少しずつコツがつかめてきて、徐々に時間はかからなくなっていきましたが、それでも10月頃までは2時間で解く必要のある問題に4時間くらいかかっていました。11月からはさらに必死に演習を重ねていき、時間を縮めていきました。

「慶應文自主応募総合考査Ⅰ・Ⅱ対策集中演習講座」にも参加いただきましたがいかがでしたか？

この演習では他の受講生の答案の内容を知ることができるのですが、そこから学べる部分が多くありました。

また、答案に対してABC評価がつくので、客観的に立ち位置がわかりました。自信になりましたし、受けてよかったと思います。

本番当日はいかがでしたか？

なんとかなると信じて臨み、緊張はしませんでした。思い通りの時間配分とはいきませんでしたが、なんとか終わらせることができました。ただ、他の受験生から簡単だったといった声も聞こえてきて、終わった後で少し不安も感じました。

見事合格されましたが、自主応募推薦を通じて自分の中で変化したことはありますか？

文章を書くときに、これまではなるべく簡単な言葉で、分かりやすく書くのがいいと思っていましたが、自分の持っている語彙や、知っている表現を存分に使って表現するようになりました。

言葉一つ一つを選び、良い文章を書くという経験ができました。受かっても落ちても今後に活かせる力が身に付いたと思います。

また、これまでは文章を読む持久力が無かったのですが、この入試の準備で長くて難解な文章を読むことを繰り返してきたおかげで、大抵の文章は簡単に思えるようになりました。

今後受験する方へのアドバイスをお願いします。

洋々では自分の中に元からあるものを引き出してくださる印象を受けました。学校の勉強では、なぜこの科目を学ばないといけないのかと疑問に思うこともあると思いますが、これまで学んできた一つ一つの細かいことが全部生きてくるのだなと思いました。

世界史はしっかりと勉強しておくといいと思います。また倫理の授業は軽視されがちですが、しっかり学んだうえで洋々にくると最大限引き出してもらえるので、日常にある教養を大切にして欲しいと思います。

どうもありがとうございました。N.A.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。