明確な目標に向けて着実に準備を進め、慶應文学部自主応募推薦に合格!
「『過去問はまだ早いのでは…』と躊躇する人もいますが、ちらっと見るだけでもやるべきことがわかると思います。」
M.S.さん
兵庫県 公立高校
慶應義塾大学 文学部 自主応募推薦入試 合格
合格おめでとうございます!合格発表の瞬間はいかがでしたか?
その時は学校にいましたが、母から合格の知らせを聞き友達と一緒に喜びました。
自信はあったのですが、何があるかわからないので安心しました。
慶應義塾大学文学部を目指したきっかけと高校時代について
慶應義塾大学文学部の自主応募推薦入試を受験したきっかけを教えてください。
もともと慶應の文学部か早稲田の文化構想学部に行きたいと考えていました。その中で慶應文学部には自主応募推薦入試があると知り、過去問を見たところ「チャンスがあるかもしれない」と思い志望しました。
高校時代はなにか課外活動に取り組んでいましたか?
5才からクラシックバレエに取り組んできたのと、高1の時にアメリカへの短期留学を経験しました。
出願書類準備と総合考査対策について
自主応募推薦入試対策の塾として、洋々を選んだ理由は何ですか?
地方在住のため近くに慶應文学部の自主応募推薦を専門的に対策できる塾がなかったのですが、洋々ではSkypeを通じて地方にいながらハイレベルな講座を受講できるということで入塾しました。
出願書類はどのように準備しましたか?
出願時に提出する自己推薦書は夏休み終わりごろから書き始め、出願直前に洋々のサポートを受講しました。
自己推薦書では最初は文学部の公式ホームページに載っている内容をピックアップして書いていたのですが、それではいけないということを指摘いただき、サポートいただきながら自分の考えを盛り込んでいきました。内容はもちろん、細かい表現まで指導いただきました。
変に志望校に迎合するのではなく、しっかりと自分のやりたいことを伝えていくことを意識していきました。
実際の志望理由について簡単に教えてください。
幼少期からコンテンポラリーダンスに取り組んできたのですが、日本のダンサーの動きに特有のものがあることに着目していました。それは日本人が間を重んじることや、日本人のもつ引き算の美学と繋がっているのではないかと考え、美学の切り口から捉え直したいと思いをもっていました。その分野に関して日本でもトップクラスの教授が在籍する慶應文学部で学びたいと考え志望しました。
小論文(総合考査)対策はどのように行いましたか?
まずは哲学の本を5~6冊読みました。その後、直前期は文学部寄りの文体の作家さんの本を読んで文学部の問題に慣れていきました。
小論文でも洋々のサポートを受講しました。特に元慶應文学部教授である先生が行う集合型の演習講座では、答案添削や書き方例、ワンポイントアドバイスなど自主応募推薦の採点者だったからこそわかる解答方法を知ることができました。私は英訳問題に苦労していましたが、的確な指導で分かりやすく教えていただきました。本当に洋々に通っていなければ受かっていなかったと思います。
試験当日について
試験当日はいかがでしたか?
当日はとても緊張していましたが、音楽を聴いてリラックスするようにしました。
総合考査Iは手ごたえがありましたが、総合考査IIではなかなかいい案が浮かばず困りました。それでもふとしたきっかけで糸口が見え、ギリギリ書き終えることができました。
全体としては手ごたえがありました。
受験生へのアドバイス
見事合格されましたが、慶應文学部自主応募推薦入試の受験を目指す方へのアドバイスをお願いします。
まず現代文の基礎をつくるために早めから問題集に取り組んでおきましょう。しっかりと読む力をつけることが重要です。国語力を身に付けておくと後々差がつくと思います。
次に早めに目標を見つけることです。行きたい大学を明確にしたことで早くから動き出すことができました。
そして過去問にも早くから取り組んでおきましょう。「過去問はまだ早いのでは…」と躊躇する人もいますが、ちらっと見るだけでもやるべきことがわかると思います。高3に上がる春くらいには見ておくとモチベーションにもなると思います。
直前期は本番当日と同じタイムスケジュールで朝ごはんを食べ、問題を解くという予行演習をしたことも自信になりました。頑張ってください!
ありがとうございました。M.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。