「過去問が難しすぎる」―小論文の壁を3カ月間で乗り越え慶應文学部合格!
「初めて過去問を見たときは難しすぎて書けないと思い不安になりましたが、繰り返すうちに、ばらばらだった設問がつながって見えるようになってきました。」
N.Y.さん
慶應義塾大学文学部 自主応募制による推薦入学者選考 合格
M高校

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格発表の午前10時は学校で授業中でしたが、待ちきれず、休み時間にお手洗いで結果を確認しました。その後、すでに進路が決まっていた友人に報告し、一緒に喜びました。まだ受験勉強が続く大変さを実感していた時期でもあったので、嬉しさと同時に解放感も大きかったです。今も少しふわふわした気持ちで、本当に合格したのだろうかと思っています。学校では自分の結果が出るのが比較的早く、ほぼ一番だったこともあり、実感が湧きにくかったのかもしれません。これまで勉強中心の生活だった分、入学までの時間をどう使おうかと考えています。
慶應義塾大学文学部を志望したきっかけを教えてください。
慶應義塾大学自体には中学生の頃から憧れがありました。高校で文理選択について先生と話した際、「文章を書くことが得意である長所を伸ばすとよいのではないか」と勧められたことがきっかけで、文学部に関心を持つようになりました。それまでは経営学部や商学部にも興味がありましたが、自分は興味の幅が広く、入学前に専攻が決まることに不安がありました。大学について調べていく中で、2年次に専攻が決まる慶應文学部の仕組みは自分に合っていると徐々に思うようになりました。
なぜ自主応募制による推薦入学者選考で受験しようと考えたのですか?
もともと高かった評定を活かせる推薦入試も選択肢になると考えていました。ただ、当初は推薦といえば指定校推薦しかないと思っており、指定校推薦の枠であまり行きたい大学がなく悩んでいました。そんな中、家族がこの入試方式を見つけてくれました。最初は「全国レベルで特別な実績を持っている人だけが対象なのではないか」と思っていましたが、調べるうちに自分も挑戦できそうだと分かり、受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
長く続けており、賞をいただいたこともある書写に特に力を入れていました。また、野球部のマネージャーとしての活動にも力を注ぎ、土日も含めて練習にはしっかり参加していました。所属していた野球部は強豪校ではないので、26年ぶりに夏の大会の初戦を突破できたことは印象に残っています。英語も好きで幼少期から勉強を続けており、英検準1級を頑張って取得しました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高校3年の5月頃に洋々に入塾しました。まだ部活動が続いていた時期だったため、両立しながらの準備でした。高校受験の際に洋々に通っていた友人から話を聞いて存在を知り、入塾を決めました。一般入試に強い別の塾にも通いましたが、推薦入試に特化した洋々に魅力を感じました。サポートでは、メンターの境遇が自分と近く、プロの講師とも興味が似ていて話しやすかったです。書く内容は固まっていましたが、考えたいことが多く、文章化や情報の取捨選択に苦労しました。ファイナライズで綺麗にまとめてもらえたときには感動しました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
初回のサポートで基本的な書き方を把握し、その後は過去問演習を重ねました。初めて過去問を見たときは、難しすぎて書けないと感じ、「あと3か月でできるようになるのか」と不安になりました。文章を書くことは好きで得意だと思っていた分、衝撃も大きかったです。読むことも書くことも苦ではありませんでしたが、求められている水準の答案をなかなか書けず、解説のたびに落ち込むこともありました。ただ、次第にばらばらに見えていた設問同士がつながって理解できるようになりました。英作文は別途、自分で英語の勉強と並行して対策しました。集中講座で周囲の様子を知り、自分が上位の位置にいると分かったため、最後の方では少し自信を持つことができました。
本番当日はいかがでしたか?
最初に問題全体をざっと確認しました。課題文が長文化すると予想されていましたが、実際にはそれほど長くなく安心しました。内容も極端に難解ではなく、読んだことのある作品が題材だったこともあり、落ち着いて取り組めました。過去問演習を多く重ねていたことが役に立ったと感じています。総合考査Ⅰは手応えがありましたが、総合考査Ⅱでは具体例を求められ、思いつかず不安になりました。周囲も静まり返っており、最前列の席だったこともあって圧迫感がありました。書き切ることはできましたが、冷静さを欠いた部分があり、客観的な視点が不足していたのではないかという不安は残りました。
入学後の抱負を教えてください。
野球部のマネージャーを再び務めることや、アナリストとして関わることにも興味があります。大学野球を観るのが好きなので、今度は支える側として関わったらどのような経験ができるのか楽しみです。3歳上の兄が大学生活を楽しんでいる姿を見ているので、自分も自由度の高い大学生活を満喫したいと考えています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
全体の雰囲気がとてもあたたかく、最初はオンラインで始めましたが、居心地が良く、次第に対面で通うことが多くなりました。担当以外のスタッフも含め、どの方も快く接してくれたのが印象的です。志望理由書を作成する過程では自分の話が中心になりますが、興味を持って丁寧に聞いてもらえた点がとても良かったです。メンターが同じ入試方式の経験者で、推薦入試のアドバイスを得られたことは大きな支えになりました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
準備期間そのものはそれほど重要ではないと感じています。私は特別に早い時期から始めたわけではありませんでした。総合型選抜を受けると決めたのであれば、その入試で合格する気持ちを持って全力で取り組むことが大切だと思います。一般入試も併願する場合でも、「一般があるから」と気を抜かないことが重要です。一般入試用の塾と両立する場合はスケジュール管理が大変になるため、夏は一般入試対策、秋以降は推薦対策というように時期を分けたほうが取り組みやすいと感じました。
ありがとうございました。N.Y.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


