復習をメインにした小論文の学習法で力を伸ばし、慶應法FIT入試B方式に見事合格!
「洋々の小論文サポートでは添削結果をそのままにせず、新たな考えを吸収するために家でもう一度書き直すなど復習に時間をかけることを心がけました。」
M.K.さん
愛知県 私立A高校
慶應義塾大学 法学部法律学科 FIT入試B方式 合格
合格おめでとうございます!合格発表の瞬間はいかがでしたか?
今までがんばってきことが結果につながってうれしかったです。ほっとしました。
きっかけについて
慶應法学部を志望したきっかけを教えてください。
もともとは上智大学の公募推薦を受験しようと考えていました。ただ、上智の公募推薦は出願が11月と遅い事もあり、先に慶應法学部のFIT入試を受験することを洋々で勧めて貰ったのが、受験を考えるようになったきっかけでした。その後、慶應法学部について自分で調べるうちに第1志望になりました。
そもそもなぜAO入試で受験しようと考えていたのですか?
単純に受験のチャンスを増やしたいこと、中学時代から問題意識を持ってボランティアに取り組んできた経験があり、そこで築いてきたものが教授の方々にも伝えたいという思いがありました。こうした自分の人物像を表現したかったので、AO入試で受験しようと考えていました。
高校時代は何に取り組んできましたか?
介護施設のボランティアやインタビューを行ってきました。認知症の方が徘徊中に電車にはねられるという事故があり、それに問題意識をもっていました。この事故から、認知症の方にもっと寄り添うことの必要性を感じ、高齢者の方の立場に立ったサポートを行ってきました。
志望理由を簡単に教えてください。
先ほどの事故では、その家族に賠償を負わせるという判決が出たことに関して、同じ認知症の家族をもつ立場として私はどうしても納得いきませんでした。この経験から、家族の負担を軽減する法律を整えたいと考えました。認知症の方や障がい者の方に寄り添える法律を整えていくうえで、社会や法律を大きく見る視点を養いたいと思い志望しました。
出願書類作成と2次選考対策
出願書類はどのように準備しましたか?
高3の4月から洋々に通い始めました。最初は問題意識の明確化を行い、どうすれば認知症の方やその家族の負担を軽減していけるかを考えていきました。
洋々のサポートを通じて自分にはない視点からアドバイスをいただけ、視野を広げることができ、書類作成はとてもやりやすかったです。
また、担当いただいたプロは現役の弁護士の方で、判例を挙げ、専門家の目線から指摘いただけたのは大きかったです。自分にない発想からの気づきが多く、考え方が変わり、志望理由にもいい影響を与えていただきました。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
洋々の小論文サポートでは添削結果をそのままにせず、新たな考えを吸収するために家でもう一度書き直すなど復習に時間をかけることを心がけました。時事問題や自分の知らなかった事柄についてはなるべく調べてファイルを作り、すぐに見返せるようにしました。
面接については「慶應法FIT入試2次選考公開直前演習」で模擬面接を行いました。演習は本番のような緊張感のなか行われるため良い練習になり、本番も落ち着いて受けることができました。だらだら話すのではなく、質問に対してまずは端的に答え、そこから付け加えていくという話し方を身に付けました。
試験当日の様子
本番当日はいかがでしたか?
GMから「上手くやろうとせず、自分のパワーを三田に置いて来い」と言われ、気が楽になりました。
小論文については多少出題傾向に変化がありましたが、出題傾向が変わるかもしれないことをエキスパートから言われており、類題も経験してきたので、落ち着いて回答できました。
FIT入試を振り返って成長したことはありますか?
文章を書く力、表現力が伸びたなと思います。また、将来の自分を見通して、今やるべきことが明確になり、モチベーションにつながりました
受験生へのアドバイス
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
私は文章を書くことに慣れておらず、特に小論文は不安でしたが、小論文はやっただけ伸びると感じました。小論文を書けるようになるためには、問題をやりっぱなしにせず、復習をメインに行ってみてください。
面接では先生方に思いが伝わるよう、鏡に向かって笑顔ではきはきと話す練習はお勧めです。分からない質問がきても謙虚に臨めばきっとうまくいくと思います。がんばってください!
どうもありがとうございました。M.K.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。