自分のやりたいことと得意分野を活かしFIT入試に出願し見事合格!春から慶應法学部へ!
「完成が見えない書類の作成に大変さを感じていましたが、メンターの方が一緒にやろうと言ってくださり納得できる書類を作り上げることができました」
K.Y.さん
神奈川県 私立C高校
慶應義塾大学 法学部 政治学科 FIT入試A・B両方式 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。第一志望だったのでとても嬉しいです。合格を知った時は「本当に?」と思いました。見間違いではないかと思って何度も確認しました。今でもまだ実感が湧いていません。
慶應義塾大学法学部を志望したきっかけを教えてください。
もともとは外国語を学ぶ学部や学科を検討していましたが、洋々で法学部を勧めていただき、興味を持つようになりました。法学部での学びの広さや可能性に魅力を感じました。
幼い頃からフランス語を勉強していたのでフランス語を使って国際協力支援に携わりたいと思っており、法学部ではそのようなテーマが深く学べると思いました。
なぜFIT入試で受験しようと考えたのですか?
もともとは一般入試を考えていたのですが、FIT入試だとこれまでやってきた活動を活かせるので受験を決めました。文章を書くことや話をすることが好きなので自分に合っている入試だと思いましたし、様々な角度から自分を判断してもらえる入試だと思いました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
第一外国語としてフランス語を選択し、高校在籍中にカナダとフランスへの語学留学を経験しました。学校がとても好きでESS部の部長や、学級委員などを務め、積極的に行事に参加してきました。また高校3年間を通じ、福島県のボランティア団体に所属して野菜販売や現地でのお手伝いをしたことで、社会について考えるきっかけになりました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
今年の3月末から準備を始めました。サポートはてっきり文章添削を中心としたものだろうと思っていましたが、そうではなく、多くの時間を自分の将来像や研究テーマについての議論に使い、一緒に探っていくというスタイルがとても新鮮でした。メンターの方と同じ目線で議論することができたのは、とても楽しかったですし、のびのびと議論ができたと思います。
志望理由書は合計で15回ほどリライトをしたと思います。完成が見えない書類の作成に大変さを感じていましたが、メンターの方が一緒にやろうと言ってくださり納得できる書類を作り上げることができました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接に向けて2回ほどサポートを受講しました。提出した書類を確認し、あえて聞かれたくない質問を考えて、質問に対する考え方や答え方について確認をしました。サポートでやったことを家に持ち帰り、家族にも面接官になってもらい練習をしました。
本番当日はいかがでしたか?
面接は和やかだと聞いていましたが、かなりの圧迫面接でした。返答に困るような意地悪な質問や予想外の質問をされてとても焦りましたが、笑顔を崩さずなんとか乗り切ることができました。手応えを感じられず落ちたと思い、合格発表までの数日は本当に気分が重かったです。不安で洋々のGMに電話で話を聞いてもらったりしていました。
入学後の抱負を教えてください。
大学に入ってからももちろん大事ですが、まずは勉強に遅れをとらないように入学までの時間を有効に活用して勉強を続けたいと思っています。
FIT入試に挑戦できたおかげでやりたいことや研究テーマが見えてきたので、試行錯誤しながら大学での授業を楽しみたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々は、先生方はもちろんのこと事務局の方皆様もとても温かく、出願の慌ただしい期間も安心して準備できました。
受験は個人戦のようなところもありますが、周りの人のサポートがあるからこそできるのだと思います。当初私はFIT入試について何も知りませんでしたが、細かいサポートやアドバイスをいただけたおかげで、不安を感じることなく集中して準備を進めることができました。
洋々で開催されているバトルロイヤルやワールドカフェでは、他の受講生と話すことができ、とても刺激になりました。様々な活動をしている同じ高校3年生の話を聞いてとても勇気が湧き、自分も頑張ろうと思っていました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
志望理由書などの出願書類は押さえておくと良いポイントがたくさんあるので、サポートを受けて準備すると良いと思います。その上でさらに大切なことは、自分にしか書けないことを大事にすることです。自分の言葉を大事にして、自由に書くと良い書類ができると思います。
大袈裟に言えば、自分のこれまでの人生の「生い立ちの記」を書くつもりで、どんなに小さな出来事であってもそれが自分にとってきらりと光るものであったならば、臆せずにそこを掘り下げてみてください。きっとその先には自分にしかない風景が見つかるはずです。誰もが書くようなお行儀の良い文章ではなく、ありのままのあなたの中にあるものを試験官は見たいはずです。
ありがとうございました。K.Y.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。