自身の留学経験から得た問題意識を徹底的に深掘りし、見事慶應義塾大学法学部法律学科に合格!
「最初のGMガイダンスで『洋々を使い倒してほしい』と言ってもらえたので、私は遠慮なくメッセージを送ったりしていたのですが、サポートとの線引きを意識することなく全力で背中を押してもらうことができて本当に感謝しています。」
R.Y.さん
私立高校
慶應義塾大学法学部法律学科 FIT入試A方式 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。発表当日は学校の創立記念日だったので発表時間ギリギリに起きました(笑)
母と一緒に発表を見たのですが、もの凄く喜んでくれている姿を見て改めて合格して良かったなと思いました。
慶應義塾大学法学部を志望したきっかけを教えてください。
小学生の頃から法律に興味があったのですが、数ある法学部の中でも慶應義塾大学は国際的な活動に力を入れていることから志望するようになりました。私は大学の付属校に通っていたので、そのまま内部進学することも考えたのですが、留学を通じて自分が興味のある道に突き進もうと考えたとき、よりレベルの高いところを目指したいと思ったことも慶應法学部を目指した理由の一つです。他にも、国際的な環境が整っている上智大学の法学部も視野に入れていました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校では、中学時代から続けているマンドリン部に所属していました。また、1年間オーストラリアに留学していました。オーストラリアでは現地校に通っていたのですが、ちょうどCOVID19の自粛期間と重なってしまい、学校の授業をオンラインで受けていたこともありました。しかし幸い、回復が早かったので、自粛期間後は通常の留学生活を送ることができました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
高校3年生の4月頃に洋々に入会して書類の準備を始めました。洋々のサポートは一緒に書類を作り上げていく形で、一方的に何かを教わる、という形のサポートではありませんでした。メンターの方と話しながら、色々な解決策や仮説を考えていったので、自分主体で考える手助けになったと思います。私は留学生活の中で感じていた医療に関する疑問をメンターの方に話し、プロの方からも意見をもらいながら独自性を持ったテーマを探していき、最終的には医療通訳というニッチな領域に関する問題意識を深掘りすることができました。また、GMの江口さんにも自己推薦書などを見てもらい、とことん洋々にある環境を使い倒していました(笑)
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
小論文のサポートを高校3年生の5月頃から受講しました。文章を書くことに抵抗はなかったのですが、今まで小論文を書いたことがなかったので、まず初めにエキスパート講師の方から小論文の型を教えてもらい、何度も書き進めていく中でその型を身につけて行きました。また、FIT入試2次選考公開直前演習を3回受講して本番の試験になるべく近い形で問題を解く練習もしていました。やはり試験時間厳守で、周りに受験生がいる雰囲気だといつも通りに書くことができずに、最初の小論文の評価はあまり良くありませんでした。しかしエキスパートの方とその後のサポートで課題点を洗い出していくことで徐々に文章力を上げることができました。また、口頭試問の準備は書類を提出した後から行い、面接練習から自己アピール、口頭試問まで幅広く対策していきました。口頭試問は苦手ではないと思っていたのですが、専門的な話になってしまうとわからないことが質問されるのではないかとずっと不安でした。それでもプロの方から教わった思考法を基に回答の仕方を練習していき、徐々に気持ちの作り方も覚えることができました。
本番当日はいかがでしたか?
講義自体はわかりやすい内容だったのですが、その分自分の意見をどう書けばよいか少し戸惑いました。ただ、自分ができることは全てやったと思い、口頭試問に向け気持ちを切り替えました。自己アピールは練習通り行うことができたのですが、口頭試問では少し考えさせるような質問が多かったので少し焦ってしまいました。ですが、思ったよりも和やかな雰囲気だったので手応えもあったように思います。
入学後の抱負を教えてください。
慶應義塾大学の法学部に入学する上で一番楽しみにしているのは、法律学科に所属しながらも政治の要素を法学と一緒に学べるところです。なんと言ってもこれが慶應法学部の醍醐味だと思うので、思う存分法学と政治学の両方を学び尽くしたいと思います。また、音楽やオーケストラのサークルに所属したいと思っているので、勉強とサークルの両立をして大学生活を楽しみたいと思います。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々の雰囲気が物凄くアットホームで、「学習塾」というイメージがあまりありませんでした。最初のGMガイダンスで「洋々を使い倒してほしい」と言ってもらえたので、私は遠慮なくメッセージを送ったりしていたのですが、サポートとの線引きを意識することなく全力で背中を押してもらうことができて本当に感謝しています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
私はFIT入試の存在を初めて知ったとき、自分が挑戦できる土俵に立っているのかすらわかりませんでした。偏差値のような指標が無い入試形式だと、同じ気持ちになる人も多いかもしれませんが、準備をしていく中で自分がした経験や学んできたことを大学にどうアピールするかを考えていけば大丈夫です。全国大会で入賞しているなど、輝かしい実績は必ずしも必要ではないと思います。自分に自信さえ持っていれば十分可能性はあると思うので諦めずに頑張ってください!
ありがとうございました。R.Y.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。