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新聞づくりから広がった、法学への興味、自分の“好き”を信じて慶應義塾大学法学部に合格!S.A.さん

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新聞づくりから広がった、法学への興味、自分の“好き”を信じて慶應義塾大学法学部に合格!

「無理に「受験のために何かをやる」と考えなくても、好きなことを真剣に続けていれば、それがちゃんと自分の強みになります。」


S.A.さん

S高校

慶應義塾大学法学部法律学科FIT入試A方式 合格
慶應義塾大学法学部法律学科FIT入試B方式 合格
中央大学法学部法律学科チャレンジ入試(総合型選抜) 合格

慶應義塾大学 日吉キャンパス


合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。

ありがとうございます。きっと受かるって言ってくれていた人たちがいたので、結果を見て本当にほっとしました。プロの講師の方にもお世話になったので、嬉しかったです。外出先で部活の後輩と一緒に合格発表を見て、その場で思わず喜び合いました。


慶應義塾大学法学部法律学科を志望したきっかけを教えてください。

もともと法律には漠然とした興味がありました。小学校6年生のときに憲法の授業を受けて、「社会のルールをつくる仕組みって面白いな」と思ったのが最初のきっかけです。強い理由があったわけではありませんが、総合型選抜いう制度を知って、学業以外の力でも慶應を目指せるとわかったとき、「挑戦してみたい」と思いました。正直、慶應という名前の大きさにも惹かれました。


なぜFIT入試で受験しようと考えたのですか?

一般入試では正直、受かる自信がありませんでした。でもFIT入試なら、自分の考え方やこれまでの経験を評価してもらえる。勉強だけでない力で慶應を目指せるのが、自分には合っていると思いました。そういう意味で、総合型選抜は自分にとって“良いところでもあり、悪いところでもある”とも感じています。それでも、慶應はやっぱりかっこいいし、行ける可能性があるなら挑戦したいと思いました。


高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?

私は寮生活の中で、新聞づくりに熱中していました。もともとは先輩に誘われて寮ごとの新聞を作っていたのですが、「学校全体の新聞を作りたい」と思い、学校新聞を立ち上げました。パソコンで編集をして、記事をゼロから作り上げていく過程がすごく楽しかったです。新聞づくりは大変だと感じたことがなく、完成したときの達成感が印象に残っています。
途中からは自分で新聞部を立ち上げ、部の運営にも関わるようになりました。さらに寮長にもなり、人前に立つ機会が増えたことで、自分の発言や行動に責任を持つことの大切さを実感しました。
また、新聞やSNSを通じて情報を発信するうちに、インターネット上での権利侵害や発信者情報の扱いといった問題にも興味を持つようになりました。特に、「発信者情報をどの程度保存し、どのような場合に開示すべきか」というテーマに関心を持ち、法律でどのように定めるべきかを考えるようになりました。学校の公式インスタグラムの運営にも関わり、生徒間のSNSトラブルを目にしたことから、メディアと法律の関係により深い関心を持つようになりました。
こうした一連の経験を通して、情報をどう伝えるか、そしてそれを支えるルールや制度をどう整えるかという点に関心が広がり、法学への興味もより明確になりました。


出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?

書類の準備を始めたのは、高2の1月から2月頃です。自分のテーマに沿って、じっくり話し合いながら進めることができました。
メンターの方とは、堅苦しくなく気軽に対話しながら、自分の考えを整理していく時間が多かったです。切羽詰まった感じではなく、一緒に考えてくれる雰囲気があったので、安心して取り組めました。
プロの講師からは、専門的な視点でアドバイスをいただき、大学の制度や学びの内容など、イメージしづらい部分を具体的に教えてもらえたのがとても助かりました。自分一人では気づけない視点をもらえたことが、書類づくりの大きな支えになりました。


面接に向けてどのような準備をしましたか?

書類サポートの回数が少し余っていたので、その時間を使って他の大学の面接の練習もしていただきました。慶應の準備で一度しっかり整理できていたので、その延長線上でおさらいするような形で進められました。慶應義塾大学の面接練習を通して、自分の強みやテーマを整理できたので、その後の他大学の面接にも生かすことができました。


小論文に向けてどのような準備をしましたか?

小論文は高校二年生の1月から始めて、月に2回ほどサポートを受けていました。最初のうちはあまり意識せずに書いていましたが、プロの先生に「もともと文章力がある」と言っていただけたことで、自信を持てるようになりました。
慶應義塾大学の小論文では、ただ意見を書くのではなく、論理の型を理解することが大切だと知り、課題文の要点を整理して、自分の考えをどのように筋道立てて書くかを練習できたのが大きかったです。
本番では、出題の形式が少し変わっていましたが、これまでに身につけた構成の考え方が役立ち、落ち着いて対応することができました。


本番当日はいかがでしたか?

面接はやはり緊張しました。相手がいて、何を聞かれるかわからない分、筆記よりも緊張感がありました。でも、これまでの練習で自分の考えを言葉にすることには慣れていたので、なんとか落ち着いて答えることができました。
筆記試験では、平常心で臨めたと思います。小論文ではこれまでいろいろなテーマに触れてきたおかげで、どんな内容でも対応できるという安心感がありました。
また、書類のサポートの段階でたくさんのQ&Aを重ねていたので、自分では気づけなかった疑問点や弱点もその時点で解消できていました。結果的に、それが当日の自信につながったと思います。


入学後の抱負を教えてください。

総合型選抜で入学するからこそ、一般入試で入った人たちとの差を感じさせないように、しっかり勉強に取り組みたいです。学ぶ環境が整っている分、自分から積極的に吸収していく姿勢を大切にしたいと思っています。


全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。

洋々では、自分のテーマをじっくり深めることができたのが一番良かったです。FIT入試2次対策の公開直前演習では、本番さながらの緊張感の中で練習できたのが大きな経験になりました。
面接練習の中で講師の方に褒めてもらうことも多く、自信を持って本番に臨むことができました。最初は不安もありましたが、サポートを通して自己肯定感が高まり、「自分でもできるんだ」と実感できたことが一番大きかったです。


今後受験する方へのアドバイスをお願いします。

自分が興味を持っていることは、きっと大学での学びにもつながります。私も、もともとは好きで続けていた新聞づくりが、結果的に志望理由につながりました。
無理に「受験のために何かをやる」と考えなくても、好きなことを真剣に続けていれば、それがちゃんと自分の強みになります。楽しみながら取り組むことが一番大事だと思います。


ありがとうございました。S.A.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。

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