普段通りの一手が光った！地方から慶應法学部にFIT入試A方式で合格！
「地方出身のため推薦入試の情報が少なく、最初は何を書けばいいのかも分からない状態でしたが、洋々のサポートで一から理解を深めることができました。」
Tさん
H高校
慶應義塾大学法学部FIT入試A方式 合格
合格おめでとうございます！合格した今の気持ちを教えてください。
1次試験は倍率が高く、自信がなかったため、1次審査を通過した時の方が嬉しかったかもしれません。２次試験ではある程度の手ごたえを感じ、合格を知ったときは安堵の気持ちが大きかったです。合格祝いとして新しいスマートフォンを買ってもらい、ようやく実感が湧きました。
慶應義塾大学法学部を志望したきっかけを教えてください。
いわゆる受験勉強にはあまり気持ちが向かず、自分が続けてきた将棋の実績を活かせる入試を探していました。評定を問わず、実績を評価してもらえるFIT入試に魅力を感じ、枠の多さも決め手になりました。高校3年の4月ごろには志望を固めており、SFCと迷いましたが、政治への関心が強く、最終的に法学部を選びました。
なぜFIT入試A方式で受験しようと考えたのですか？
B方式は評定が足りず、結果的にA方式で受験することを決めました。とはいえ、第一志望としてFIT入試に懸けていたため、強い気持ちで臨みました。「ここで絶対に受かりたい」という意志が、最後まで自分を支えたと思います。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか？
書類作成は高校3年の4月頃から始めました。地方出身のため推薦入試の情報が少なく、最初は何を書けばいいのかも分からない状態でしたが、洋々のサポートで一から理解を深めることができました。完成後は学校でも積極的に見てもらい、他の推薦受験者と書類を見せ合った際、自分の書類が特に完成度が高いと感じ、自信につながりました。
サードパーティーチェックでは良い点も課題も率直に指摘してもらえ、落ち込むというよりも改善点が明確になってありがたかったです。出願の2〜3週間前に大幅な書き換えが必要になり、正直焦りもありましたが、メンターやプロの支えのおかげで最後まで納得のいく形に仕上げることができました。
面接に向けてどのような準備をしましたか？
面接に向けた準備では、何度か渋谷に来て練習を重ねました。普段からニュースをよく見ていたこともあり、社会的な話題に関しては自分の意見を話しやすかったです。前日に洋々で褒めてもらったことが大きな自信になり、安心して本番に臨めました。以前にもオープンキャンパスや講座で何度か東京を訪れていたため、環境にも慣れており、落ち着いて受験できました。出題分野をある程度予測して準備していたのもよかったのかもしれません。
小論文に向けてどのような準備をしましたか？
学校の現代文の先生から普段の授業で丁寧に指導を受けていたため、読解や要約の基礎は身についていました。小論文特有の書き方や構成のルールについては洋々で吸収し、文章を整理して書く力を磨くことができました。
本番当日はいかがでしたか？
論述試験では、今までの準備が生きたと思います。例年は要約問題が出題されていましたが、今年は明記されていませんでした。それでも、洋々で「要約は常に書くように」と聞いていたため、それを盛り込むことができたのが良かったのかもしれません。
一方で、時間配分に失敗し、「移民」という一般的なテーマを選んでしまったことが気がかりでした。多角的に論じ切れなかった点には反省もあります。
口頭試問はとても良い雰囲気で、面接官2人のうち1人が終始笑顔だったのが印象的でした。その笑顔の真意に戸惑いつつも、サポートで褒めていただいていたこともあり面接に自信があったので、落ち着いて自分の考えを表現できました。筆記試験の際に用紙の回収に手間取り、休み時間が短くなりましたが、その間に詰将棋をして気持ちを切り替えることができました。ラムネを食べたり将棋をしたり、いつも通りのルーティンで落ち着けたのも良かったと思います。
入学後の抱負を教えてください。
入学後は、まず自分の学力が周りより足りないかもしれないという不安を埋めるため、十分に勉強して基礎を固めたいです。受験期間中は将棋を指しませんでしたが、今後も遊戯ではなく競技として続けていきたいと思います。また、新しい趣味にも挑戦したいです。出願書類に書いた選挙制度のテーマについても、大学で引き続き深めていくつもりです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
最初のうちは少し気が緩む時期もありましたが、担当メンターがしっかりと声をかけてくださり、そこから軌道修正できたのが良かったです。1対1でのサポートだったので、自分のペースで深く考えることができました。
地方在住で渋谷に通うことが難しく、塾内で友人を作る機会が少なかったのは少し寂しかったですが、比較対象が少なかったことで他人と比べず自分のペースで進めたのは良い点でした。ウェブ塾のホームページの使い方には最初少し苦労しましたが、徐々に慣れていき、最終的には十分に活用できました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
口頭試問では、前に立つ教授の名前や研究分野をあらかじめ調べておくと安心できます。私のときは北朝鮮に関するテーマが出ましたが、先生方の専門を把握していたことで冷静に対応できました。また、他の受験生と比べられにくいテーマを設定することも重要だと思います。独自性のあるテーマを選ぶことで、自分の強みをより際立たせることができます。
ありがとうございました。Tさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。
