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フランス留学で気づいた“連帯”の大切さを原点に慶應義塾大学法学部政治学科FIT入試A方式 合格!H.A.さん

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フランス留学で気づいた“連帯”の大切さを原点に慶應義塾大学法学部政治学科FIT入試A方式 合格!

「本番と同じ時間帯で実施され、講義を受けてから実際に小論文を書き、口頭試問の練習もプロの方と行うことができ、本番の流れを事前に体験できたのは大きな自信につながりました。」


H.A.さん

慶應義塾大学法学部政治学科FIT入試A方式 合格

O高校

慶應義塾大学法学部FIT入試A方式 合格


合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。

本当に嬉しかったです。合格発表の日は学校を休んで、両親に囲まれながら結果を見ました。合格の文字を見た瞬間、嬉しすぎてその場に崩れ落ちてしまいました(笑)。


慶應義塾大学法学部政治学科を志望したきっかけを教えてください。

志望したきっかけは、洋々での初回面談で慶應義塾大学法学部を勧められたことです。その後、実際にオープンキャンパスに参加した際、学生の方に「文系で、かつ大学で何をするか迷っている人は、ここに来たらいい」と言われ、その言葉に強く惹かれました。自分も幅広い分野に関心があり、将来の方向を模索していたため、学びの自由度が高い慶應法学部で自分の興味を深めたいと思うようになりました。


なぜFIT入試A方式で受験しようと考えたのですか?

もともと、留学団体のOGの方々が総合型選抜で合格していると聞き、自分も同じように挑戦したいと思い、総合型選抜で受験できる大学を探していました。その中でも、慶應義塾大学のFIT入試A方式は、フランス留学の経験を活かしながら、自分の中にあった「日本人は連帯感が欠けているのではないか」という問題意識を深められる入試だと感じました。自分の経験や考えをもとに、社会的なテーマを掘り下げて表現できる点に魅力を感じ、受験を決めました。


高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?

高校時代は、国際交流や異文化理解に関わる活動に力を入れてきました。高一のときに留学団体の候補生に合格し、研修に参加しました。研修では、留学生との交流や異文化理解を深めるディスカッション、スピーチやプレゼンテーションの練習などを通して、積極的にコミュニケーション力を磨きました。
高二の夏からはフランスに留学し、ホストファミリーが運営するNPOの活動を手伝いながら、地域の人々と関わる中で多様な価値観を学びました。留学生活の最後には、通っていた現地高校で日本文化体験イベントを企画・実施し、両国の文化を結ぶ場を自らつくることができました。
また、私は帰国後に留年を経験し、高二を一学年下からやり直しました。その分、新しい環境で多様な人たちと関わることができ、友人関係の幅が広がりました。留学団体での活動も含め、年齢や学年の違いを越えて協力し合う楽しさを知り、人とのつながりの大切さをより強く感じました。


出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?

高二の七月に洋々に通い始め、面談で「フランス留学で何を見て、何を感じたいのかを明確にしておくといい」とアドバイスを受けました。その言葉をきっかけに、自分なりにテーマを定め、翌月の八月からのフランス留学に臨みました。留学をただの経験で終わらせず、自分の問題意識を深めるきっかけにできたと思います。
高二の一月からは本格的に書類の作成を始めました。担当のメンターさんが慶應義塾大学法学部政治学科の方で、自分の持っていなかった視点を与えてくださり、考えを広げる大きな助けになりました。困ったときにはいつでもGMとメッセージで相談できたので、励まされながら最後まで前向きに取り組むことができました。


面接に向けてどのような準備をしましたか?

面接に向けては、FIT入試特有の口頭試問の準備に力を入れました。社会問題について自分の意見を問われる形式なので、想定できないテーマにも対応できるように練習を重ねました。洋々では、プロの方がランダムに時事問題を提示してくださり、その場で自分の考えを言葉にする練習を繰り返しました。最初は答えに詰まることも多かったですが、次第に自分の言葉で落ち着いて伝えられるようになりました。


小論文に向けてどのような準備をしましたか?

最初は小論文の書き方がまったく分からず、感想文のようになってしまうこともありました。プロの方に「これは文学部志望者の小論文みたいだね」と言われたこともあります。考え方が道徳的な方向に偏ったり、少しポエティックになってしまったりする傾向がありましたが、指導を受ける中で、法学部に求められる論理的でシンプルな書き方を学びました。主張を明確にし、根拠を簡潔に伝える大切さを意識するようになり、小論文の基本的な型も身につけることができました。


本番当日はいかがでしたか?

本番前日にGMとの面談の時間があり、当日に心がけることを伝えてもらったおかげで、緊張がかなり和らぎました。当日は講義を聞いてから小論文を解くのですが、講義を担当していた教授がとても面白く、リラックスして集中して聞くことができました。設問自体は難しかったものの、落ち着いて取り組めたと思います。


入学後の抱負を教えてください。

法学部政治学科にはパリ政治学院とのダブルディグリー制度があるので、それを目指しています。倍率が高い分、大学では成績をしっかり取って挑戦したいです。


全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。

洋々の良かった点は、まず事務局の方々の明るさと温かさです。いつ行っても元気に迎えてくださるので、とても安心感がありました。全体の雰囲気もアットホームで、緊張せずに自分のペースで取り組むことができました。
また、特に印象に残っているのは「慶應法FIT入試2次選考公開直前演習」です。本番と同じ時間帯で実施され、講義を受けてから実際に小論文を書き、採点までしてもらえるという本格的な内容でした。口頭試問の練習もプロの方と行うことができ、本番の流れを事前に体験できたのは大きな自信につながりました。
私は7月に1回、8月に2回公開演習を受け、9月20日の直前まで調整を重ねました。書類の完成は8月中旬で、9月2日頃に提出しました。全体を通して、計画的に進められる環境とサポート体制の手厚さが、洋々の一番の魅力だと思います。


今後受験する方へのアドバイスをお願いします。

日常生活の中でも常にアンテナを張って、「なぜこうなるのだろう」「これはどういう意味があるのだろう」と考える意識を持つことが大切だと思います。そうした小さな疑問や関心を積み重ねていくことで、書類作成のときに自分が本当にやりたいことや考えていることを明確にできると思います。自分の興味に素直になることが、合格への一番の近道だと思います。


ありがとうございました。H.A.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。

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