研究の面白さに夢中!自分の足で一次情報を集め、憧れ続けた慶應法学部に合格!
「”いっぱい足を運んで一次情報に触れること”が自分の力になります。質問するのは勇気がいりますが、聞けばその数倍の学びが返ってきます。」
H.O.さん
慶應義塾大学法学部FIT入試B方式 合格
K高校

合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
午前10時の発表時刻を11時だと勘違いしていたため、「まだ確かめられない」と思っていたタイミングでスマホが確認できる画面に切り替わり、本当にびっくりしました。合格を確認したとき、いちばん強かったのは解放感です。翌日ごろから少しずつ実感が湧き始めました。
慶應義塾大学法学部を志望したきっかけを教えてください。
慶應への憧れは小学校5年生の頃からずっとありました。中学3年の終わりに旅行で東京を訪れた際、慶應のキャンパスを見る機会があり、雰囲気に圧倒され「ここで学びたい」という思いが更に強くなりました。高校の探究学習で自動運転に関する法律を調べる中で、最先端の技術と法制度を結びつけて研究できる大学の環境に魅力を感じました。慶應との出会い方が“ドラマのよう”だったこともあり、「ここに進むべきだ」と自然に思えたのが大きかったです。
なぜFIT入試で受験しようと考えたのですか?
高校でのプロジェクト活動で研究の面白さに気づき、自分は“調べて深めること”が本当に好きなんだと実感しました。法律の勉強は最初とても難しく、なかなか頭に入ってこなかったのですが、粘り強く続けるうちに理解できるようになりました。FIT入試は学力だけではなく、調査・探究の姿勢も評価されます。総合型選抜という選択肢を自分で調べて知り、「これなら自分を一番よく表現できる」と感じて挑戦を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
主に探究活動です。高校時代は、まさに「行動しながら学ぶ」毎日でした。自動運転の法律を2年間テーマに据え、理解を深めるために毎日最低1時間は本を読み続けました。その記録をすべてWordにまとめ、文字数は気づけば約70,000字に及んでいました。
疑問に思うことがあれば弁護士や国土交通省に直接連絡して質問し、専門家との議論を通して視点を広げていきました。さらに、アメリカ留学中には自動運転車に実際に乗り、その場で現地の人にインタビューすることで、生の情報に触れました。帰国後には、ボランティア団体の会議で留学時に得た一次情報を発表し、周囲と共有する機会もありました。
「わからないことは自分の足で確かめに行く」という行動力は、昔から自然と身についていたのかもしれません。探究活動を続けた2年間は、その特性が最も強く発揮された期間でした。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類の作成を本格的に始めたのは、高校3年の5月頃の、留学から帰国したタイミングでした。実は、高校2年生の頃から洋々のプロ講師のサポートを受けており、その時点で少しずつ方向性は考え始めていました。
ただ、自動運転の法律といっても分野が非常に幅広いため、メンターと「どの領域に絞るのか」を徹底的に議論しました。プロは基本的に優しく、時に厳しい指摘が入ることもありましたが、その一方で「あなたはどうしたいのか」という軸を常に尊重してくださり、迷うことがあってもブレずに進めることができました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接に向けては、公開直前演習にすべて参加し、学校の先生とも練習を重ねました。本番直前には洋々の別のプロの講師、さらに前日にはGMとも面接練習を行い、多角的に指導をいただきました。
内容自体は、日々のリサーチでしっかり積み重ねていたため答えやすかったものの、正しい言葉遣いや構造的に伝えることが難しく、アウトプットの面で課題を感じていました。言いたいことはたくさんあるのに、それを“きれいに伝える”ことが難しく、訓練の必要性を痛感しました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
小論文は高校2年の8月から取り組み始め、様々な大学の過去問に触れていましたが、留学後は慶應の形式に特化した練習を行いました。試験直前には、6つの課題に挑戦し、一日3〜4時間は小論文に向き合ったほどです。序盤は評価が伸びませんでしたが、終盤になるにつれて良い評価が増え、自信につながりました。400字にまとめる難しさ、グラフから法則を見抜く難しさに粘り強く向き合った時間でした。
本番当日はいかがでしたか?
面接官が私に興味を持ってくださったことが大きく、深掘りの質問にも自分の言葉で落ち着いて答えることができました。納得してくださっている空気が伝わり、手応えは十分でした。総合考査は新しい傾向で英語長文が出題され、最初は焦りましたが、繰り返し読み返して内容をつかみ、落ち着いてまとめることができたと思います。手応えとしては「良くも悪くもない、分からない」という感覚でしたが、最後まで読み返して書き切れたことに達成感がありました。
入学後の抱負を教えてください。
入学後は、自動運転やAI関連の法制度の研究をさらに深めるとともに、法哲学のゼミにも挑戦したいと考えています。
また、射撃部や自動車部、レスリングなど、興味のある活動にも積極的に挑戦し、多様な人と関わりながら視野を広げていきたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々は本当に包括的に支えてくれる環境でした。メッセージへの返信も速く、内容も濃く、安心して進めることができました。些細な相談にも丁寧に向き合ってくださり、「本当に入ってよかった」と心から感じています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
まずは、できるだけ早めに動き始めることが大切だと思います。そして何より、“いっぱい足を運んで一次情報に触れること”が自分の力になります。質問するのは勇気がいりますが、聞けばその数倍の学びが返ってきます。
自分が質問をした相手は、全員とても親切でした。調査する際に大きな官庁を訪問するのが不安なときは、地域団体や学校の先生など、身近なところから始めるのも良いと思います。行動すると世界が広がり、自信にもつながっていくはずです。
ありがとうございました。H.O.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。


