政治家を目指し慶應法学部にFIT入試でA・B方式ダブル合格
洋々の講座を受講することで他の受験生に差をつけることができたと思います
既卒 慶應義塾大学法学部政治学科FIT入試A方式・B方式合格 |
慶應法学部を目指したきっかけを教えてください。
以前から政治家の方に会うなどの機会もあったため、いつか政治に携わりたいと思っていました。同時に幼い頃から音楽を専門的に勉強してきたので、文化政策に強い関心があり、自分にしか出来ない政治をしたいと思うようになりました。慶應法学部は他学部の履修もしやすく、経済、文化などについて広く学べることが魅力的でした。 また、少人数の授業が充実していて、直接先生から学べるのが自分にとっては理想的な学びの環境でした。
書類の準備はどのように行いましたか?
自分の場合、書きたいことがたくさんあったので、洋々のプロフェッショナルと話し合う中で書くべきことを取捨選択しました。そこで選んだものについてさらに議論を重ねて内容を深めていきました。内容が大体固まってきてから今度は洋々のメンターと話し合い、表現の方法を検討しました。どのようにすれば伝わるか、ということをよく考えました。書類作成のプロセスはとてもスムーズにいったと思います。
A方式の模擬講義・論述はどのように準備しましたか?
元々政治に興味を持っていたこともあり、新聞を読んだりニュースを見たりしていたほか、社会科学系の新書(宮台真司氏の著書など)をよく読んでいました。いろいろな人の様々な意見をインプットしておくことは、論述試験にもグループディスカッションにもとても役立ちました。意見を借りるというわけではないですが、幅広い情報をインプットしておくことで自分の意見が広がった感じがします。洋々の個別指導では、小論文の型について教えて頂き、時間内に文書にすることの大切さを学びました。直前講座でやり方に慣れていたのもよかったです。本番では書くべきことを時間内に書き切ることができました。
A方式のグループディスカッションはどうでしたか?
洋々の直前講座のグループディスカッションは盛り上がって楽しかったのですが、本番は周りの反応が薄くて苦労しました。ただ、そういう場でも直前講座で学んだ「自分が存在する意味」を考えて、何とか付加価値を出せたと思います。小論文の課題を解いておくことは、グループディスカッションで論理立てて話すことにも役立ちました。
B方式の総合考査と面接はどうでしたか?
総合考査Iは知識を必要とするものではなく、その場で仮説を立てて分析していくことで適切な回答を作ることができます。総合考査IIはなかなか難しくて洋々の直前講座を受講していなかったら本番でアイディアが思いつかなかったかもしれません。洋々の講座を受講することで他の受験生に差をつけることができました。面接は和気藹々とした雰囲気でしたが10分間と短いので自分のやりたいことをしっかりと伝えられるように注意を払いました。
FIT入試受験を振り返ってみての感想は?
よく言われるように学ぶことの多い試験でした。大学卒業後の方向性についてもだいぶ考えが深まりました。うまくできた試験だと思います(笑)。社会科学に目が向くようになりますし、時代に合った試験ではないでしょうか。
最後に今後の受験生へのアドバイスをお願いします。
FIT入試を受けるのであれば早めに準備を始めることをお薦めします。切羽詰まっているとアイディアも浮かびにくくなると思います。安定している状態で自分の考えを深めていくのがよいですね。高校生の場合は、時間に余裕があれば、自分が慶應法学部に存在する意味を示すためにも実績作りをするのもよいかもしれません。自信があれば一般入試ではなくFIT入試に絞ってもよいと思います。ギャンブルでなくしっかり能力を見てくれる試験なので。是非頑張ってください。
どうも有り難うございました。Mさんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。