これまで取り組んできた「音楽」をテーマに慶應大学環境情報学部9月AO入試に見事合格!
「全体を通じて、答えに詰まることなく、面接官の方にも納得いただいていた様子だったので、終わった時は手応えがありました。」
大矢早彩さん
東京都 私立國學院久我山高校
慶應義塾大学 環境情報学部 AO入試9月入学 合格
合格発表の瞬間はいかがでしたか?
面接が終わったときは「いけたかな」と思ったのですが、時間が経つにつれてあそこはこう答えたらよかったなといったことをいろいろ思い出して不安になり、合格発表を見るときはあまり自信がない状態になっていました。合格という文字を見たときは嬉しかったです!
SFCを目指したきっかけは?
高校時代は医療系のことをやりたいと思っていたので理系に進み、看護系の学部を目指していました。しかし、迷いもあった中で友人からSFCの存在を聞き志望するようになりました。
出願書類はどのように準備しましたか?
3月の終わり頃に洋々に入ったのですが、先に合格していた友人から早めに色々とやっておくといいよとアドバイスをもらっていたため、それ以前から自分でもSFCにどんな研究会があるのかといったことは調べていました。その後洋々でメンターの方と話し合って各書類の内容を具体化していきました。
研究テーマについて教えてください。
音楽と脳の関係性を調べて、失音楽症という病気のリハビリ方法を見つけたいと考えています。
洋々のサポートはいかがでしたか?
自分だけだったら書類も納得いくものにならなかったと思います。すごくありがたかったです。
志望理由書を作成していく中で難しかったことは?
考えを深めていくことです。自分一人だと浅いところで考えが止まってしまいがちでした。自分なりに考えて書いた内容について核心を突いた質問をしてもらい、考えを深めていきました。
例えば、「リハビリ方法を研究したい」というだけであれば誰でも言えるから、そこからもっと具体的な内容について考えていこう、という感じでした。それを考えるのもまた大変でしたが、メンターの方も一緒になって考えてくれました。
面接はどのように準備しましたか?
具体的なリハビリ方法案を書いたので、それについて突っ込んで聞かれるだろうと考え、自分なりに答えられるようにしました。また、自己紹介や志望理由書の要約など基本的な内容についても準備を重ねました。
質問に対する答えを暗記するやり方だと本番で飛んだりしてしまうと思ったので、予想される質問については必ず盛り込みたいポイントを押さえるようにしました。
印象的だったアドバイスは?
本番前に「自分が考えてきたこと、調べてきたことをそのまま伝えることができれば大丈夫、あまり緊張して背負い込まなくていいよ」と言われ自信を持って本番に臨めました。
本番当日はいかがでしたか?
圧迫面接だということも聞いていて、覚悟はしていたのですが、そういったことはありませんでした。出願書類をちゃんと読んでくださっていたようで、内容を基にした発展的な質問が多かったのですが、志望理由書を書いていく中で周辺事項を含めてしっかりと調べていたので問題はありませんでした。私が答えた内容に対してさらに意見を頂き、それに対する意見を求められるなど議論のような場面もありました。
全体を通じて、答えに詰まることなく、面接官の方にも納得いただいていた様子だったので、終わったときは手応えがありました。
SFCではどのような4年間にしたいですか?
やりたいことをやりたいと思います。これまでは部活一筋だったので(笑) 。幅広く学べるSFCでいろいろなことに挑戦して、自分の世界を広げたいと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
SFCの9月入学AO入試については入試情報はもちろん、入学後の生活についても情報が少なく、私自身、受験自体も迷ったのですが、ぜひ挑戦してみることをお勧めします。
私はAO入試に集中するために一般入試対策の予備校には入らず、英語は家庭教師で、数学は独学で対策していたので自由に時間を使えたのもよかったと思います。合格した後をイメージしてがんばってください!
ありがとうございました。大矢さんのこれからのご活躍を、洋々一同、心からお祈りしています!