何度跳ね返されても意志を貫き、5回目の挑戦で慶應SFC総合政策学部AO入試合格!
「合格までに5回かかったことも、私にとってはよかったと思っています。」
H.Y.さん
栃木県 私立K高校
慶應義塾大学 総合政策学部 AO入試4月Ⅱ期A方式 合格
合格発表の瞬間について教えて下さい。
発表は母と家で見ました。これまで何回も不合格になっていたこともあり、合格の文字を見た瞬間は、「ホッとした」というのが率直な感想でした。が、母が自分以上に喜んでくれたことで、それにつられてじわじわと嬉しさがこみあげてきました。
2次選考本番は、どのような感じでしたか。
実は私は今回が5回目の挑戦でした。これまでの4回は終わった後に合格した実感が全く持てなかったのですが、今回は面接が終わった時に「あ、行けたかもしれない」という感触を持つことができていました。もちろん確信があったわけではないのですが、うまくいかなかった時とは手ごたえが全く違ったのは確かです。
志望校を志したのはいつ頃でしたか?なぜですか?
高3の7月位です。部活の先輩にAO入試で合格を決めていた人がいたこと、兄妹もAO入試でSFCに行っていたことから、それよりも前から意識はしていましたが、受験を決めたのは最初の受験の直前でした。
洋々のサポートはH.Y.さんの役に立ちましたか。
はい。洋々は3回目の書類準備から断続的に通ったのですが、特に面接の準備が大きかったと思います。4回の挑戦では「こうあるべき」のような気持ちが強すぎて、かえって自分の言いたいことを伝えられなくなっていたのですが、最後に面接を担当してくれたプロの方は、言葉尻や体裁ではなく、「核」を大事にしてくれました。この「核」を確かめられたことで、最後の面接は自信を持って臨めました。
途中は苦しいことは本当にたくさんありましたが、合格までに5回かかったことも私にとってはよかったと思っています。今思えば、1回目で合格を決めてしまっていたら、きっとSFCに行っても意味のある勉強は出来ていませんでした。書類のテーマや内容自体は、結果として当初から大きく変わっていないのですが、何度も2次選考で跳ね返されて、その度にイチから考えて作り直したことで、自分の考えが立体的になりましたし、思いの強さも確かめることができました。ですので、何回も挑戦したプロセスも、きっと自分にとって必要だったのだと思います。
これから受験に挑む人へのアドバイスがあれば頂けますか。
何よりも、自分で考えることが大切だと思います。AO受験生の皆さんを、洋々のメンターやプロ、学校の先生、色々な人が応援をしてくれると思いますが、あくまでも作るのは自分です。応援してくれる人たちに作って貰うのではなく、最後は自分で考え抜く、という気持ちを強く持ってほしいと思います。
その為には、日ごろから考えることを意識することが役に立つと思います。難しいことだけではなく、日常生活の中で目標を決めたり、行動の意味を考えたりすることはいくらでもできます。私自身、もともと直感を大事に生きてきたのですが、AOへの挑戦の中で、その時の感情やイメージを言語化することを意識し、それが随分できるようになったと感じています。これはきっと入学後も私の力になってくれると信じています。
皆さんも、色々な形で応援団の力を借りたとしても最後は自分で考え抜いてください。頑張って下さい!
有り難うございました。H.Y.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。