絶対に慶應SFCに入りたいという思いから、チャンスを広げるために受験したAO入試で見事合格!
「AO入試はやるかやらないか迷ったらやったほうが良いと思います。」
M.N.さん
東京都 私立H高校
慶應義塾大学 総合政策学部 AO入試4月I期 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
「すごく嬉しい!」という気持ちでいっぱいです。SFCの発表はHP上で自分の結果のみ表示される形式なので、「合格」の文字が飛び出した瞬間はあまり実感が持てず、徐々に「本当にSFCに受かったんだ……」と嬉しさを噛み締められるようになりました。
慶應SFCを志望したきっかけを教えてください。
SFCで現役のSFC生からプログラミングを学ぶキャンプに参加したのがきっかけです。Webサイト作りやアプリ作りなど、何でもこなせるSFC生のスキルの高さに驚きましたし、先輩方からSFCで学べる内容の幅広さを聞き、興味を持つようになりました。あとは、キャンパスが広くて様々な設備が揃っていたことにも惹かれましたね。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
SFCは第一志望で、最初は一般受験しか考えていませんでした。入試を調べていたところAO入試の存在を知り、チャンスを増やすために受験を決めました。
高校時代はどんなことに取り組んできましたか?
HTMLやCSS、Java、Rubyなどのプログラミング言語を学び、Webページを作っていました。あとは、ダンス部で副部長を務め、部でダンスの全国大会に行き入賞しました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
4月から洋々に入塾し、「何を問題と捉えるか」という初歩の初歩から志望理由書を作り始めました。SFCは問題解決を重視するところなので、まずは問題を問題として浮き彫りにするところから着手しました。自分をアピールする文章や、自分の気持ちを初対面の人に伝える文章を書いたことがなかったので、最初はとても難しく感じました。自分のやってきたことを整理して、客観的にその内容や成果がわかるようにまとめるのにもかなりの時間を割いたと思います。
選考に向けてどのような準備をしましたか?
書類は何度もメンターに添削を頼み、数え切れないほど書き直しました。そのため、最初に作ったものと提出したものは濃さが全く違います。メンターには日常的に気になったことを何でも質問するようにして、プロには時間をかけて議論をする必要があることを重点的に聞くよう心がけていました。
面接は、私は何でも話しすぎてしまうタイプなので、喋る内容に困ることはありませんでしたが、たくさん話す分、抑揚をつけて話すことや、相手に分かりやすく伝えるためのスキルを教えてもらいました。SFCの面接では、思いもよらない質問をされることが多いと聞いていたので、例えば「得意な教科は?」「英語です」「じゃあ、英語で今自己紹介をしてみて」のように、どんな球も拾えるようになるよう面接の練習をしてもらいました。
洋々のサポートはいかがでしたか?
メッセージでいつでもやり取りできるのはありがたかったのと、3PC(※)のシステムがとても役立ちました。担当メンターとばかり議論をしていると、どうしても客観性が失われてしまうことが多いので、関わったことがない人からアドバイスがもらえるのは良い機会でした。
(※)3PC:「サード・パーティー・チェック」と呼ばれる、洋々の書類コースに組み込まれている制度の一つ。自分の書いた志望理由書を、洋々のメンター3人に添削してもらえる。
本番当日はいかがでしたか?
当日、黒のTシャツに花柄のロングスカートを履いて試験会場に行ったのですが、自分以外の受験生が全員制服や正装だったので「あ、これはマズイな」と思いました(笑)。でも逆にこのほうが目立てるなと思いましたし、緊張はありませんでしたね。話すのが好きなので、面接ではすぐに答える力を発揮できたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
プログラミングの勉強を続けます。それから、SFCでは幅広く体系的に学ぶことができるので、自分が興味を持っている衣服の廃棄問題に関連し、マーケティングや経営やデザイン、あとは消費者の購買行動なども学べたらと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
志望理由書のテーマを決めたときから、電車の中でニュースを検索したり、すきま時間で考えを書き留めたりと、とにかく短い時間でもできることをしていました。実際、短い時間で必要最低限の情報を得続けると、集中力も切れづらいですし、積み重ねればかなりの量になるので、このやり方はおすすめです。
AO入試はやるかやらないか迷ったらやったほうが良いと思います。もともと私は一般受験をメインで考えていたので、両立できるか不安でしたが、やる気があればいかようにでも両立は可能です。チャンスは多いほうが間違いなく良いので、ぜひチャレンジしてみてください。
どうもありがとうございました。M.N.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。