ダンスへの熱い想いを貫き4回目の挑戦で慶應SFC夏AOに合格!
「実際に渋谷本校に行かなくても話ができる環境が整っていたのはとても心強かったです」
K.T.さん
宮城県 私立尚絅学院高校
慶應義塾大学 環境情報学部 夏AO入試 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格したとわかった時は、信じられない気持ちでした。私は今回の出願が4回目の挑戦でした。これまで2次選考で不合格となった経験もあり、AOの難しさをよく理解していたので、本当に嬉しいです。
慶應SFCを志望したきっかけを教えてください。
SFCのダイバーシティーに憧れていました。ダンスの公演や大会で海外に行く際に付き添っていただく通訳の方がSFCの卒業生で、その方から聞く話がとても面白くて魅力を感じました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
ダンスを続けてきたので、その経験を活かしたいと思いAOでの受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
小学生の頃からダンスをしていて、高校ではジャズベースのダンスを踊っていました。プロのダンスチームに所属し、海外のコンペティションに多数出場するなど、振り返ると刺激溢れる経験をたくさんしてきました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
現役生としてAOを受けた時は、高3の4月頃から洋々で準備を始めました。その頃から現在まで、同じテーマで取り組んできました。
既卒生として臨んだ今回のAOの準備としては、これまで積み重ねてきたものをもとに、6月から集中してテーマについて議論を深めていきました。コロナの影響でダンスレッスンがオンラインになったり、海外での活動が中止になったりしていたので、その分AOの準備に集中することができました。
結果が出ない度に辛いと思うこともありましたが、これまでずっと同じメンターの方に見ていただき、自分を知っていただいていることで安心して準備に取り組むことができました。
これまでのSFC受験を振り返っていかがですか?
一度2次選考まで進み、面接を受けた時は、教授の方から「この研究をなぜあなたがやるのか」と問われて、思うように答えられなかったのを覚えています。
今回のAOではコロナ禍による特例措置として3分間動画の提出が求められましたが、何が正解かわからず、最後まで迷いながら作成しました。最終的には自分が面接で伝えたかったことや文章では伝わらないダンスの事、さらにSFCで研究したいテーマについて自分なりに検証を行った内容について話しました。
今回の出願はこれまでの中で一番完成度が高く、納得できるものでした。自分の中でも達成感があり、良い感触を感じていました。
入学後の抱負を教えてください。
SFCはたくさんの学問が学べる場所ですが、その分自分のフィールド広がりすぎてしまわないように、軸を決めて学んでいきたいです。様々なバックグランドを持った人がいるので、いろいろな人とコミュニケーションをとりたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
殆どをオンラインでサポートをしていただいた時期もありましたが、実際に渋谷本校に行かなくても話ができる環境が整っていたのはとても心強かったです。ダンスの関係で海外から出願したこともありましたが、どこにいても同じレベルのサポートやコミュニケーションをとることができました。
渋谷本校にある自習室(現:洋トピア)もとても魅力的でした。私は最初の出願から今までずっと同じメンターの方についてもらっていましたが、自習室(現:洋トピア)へ行くといろいろなメンターの方がいらっしゃるので、新しい目線からフィードバックをもらうことができました。その度に発見があり、書き方に迷った時や行き詰まった時もアドバイスをいただき解決することができました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
諦めないことです。一度うまくいかなくても、何度かやっているうちに自信が持てる書類ができるようになります。
あと、出願書類については自分で満足できるものを出すのは当然ですが、いろんな人の意見を聞いて、フィードバックを受け止めることも大事だと思います。
ありがとうございました。K.T.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。