仕事の合間を縫いながら受験の準備を進め、見事慶應義塾大学総合政策学部に合格！
「メンターの方と議論をしていくうちに色々な課題が出てきて、その度に新しいアイデアが思い浮かんでそれらを一つずつ整理するのが大変でした。」
金澤拓也さん
慶應義塾大学総合政策学部 夏秋AO入試 合格
合格おめでとうございます！今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます。合格発表の瞬間は業務中でチラッとしか見えなかったのですが、やはり「合格」の文字が見えた瞬間は非常に嬉しかったですね。他に残念な結果になってしまった人たちの分まで頑張りたいですし、「この人が受かったなら仕方ないな」と思って貰える圧倒的な人間力を身につけたいと思います。
SFCを志望したきっかけを教えてください。
私は社会人なので、学び直すことに抵抗はあったのですが、これまで仕事で感じていた社会の問題に対して何度も壁にぶつかるタイミングがあり、「これをどうしても解決しなければならない」と強く感じて受験を思い立ちました。私は外国人の雇用を支援しているのですが、日本にいる外国人の方々が困難な生活環境を送っていることに強い問題意識を持ち、自分がこの問題を解決しなければならないと責任感が芽生えて仕事を続けながらでも大学に通おうと思い、受験を決めました。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか？
平日は仕事をしているので一般選抜の準備が難しいという理由もあったのですが、実は自分が高校生だったときにSFCのAO入試を受験していたこともあり、当時のリベンジの意味も込めて総合型選抜の受験を決めました(笑)
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか？
洋々に入会した5月から書類サポートを受講して書類の準備を始めました。最初、自分は社会人経験もあるため、メンターの方に対して「負けてたまるか」というプライドもあったのですが、実際に話してみるととても気さく且つ優秀で、そのプライドもなくなりました(笑)
実は高校生当時、他学部AO入試の書類審査に通過していたのですが、その当時は書いたものに対しての裏付けが一切なかったように思います。今回の受験では、メンターの方と議論をしながら自分が掲げている問題がどれほど社会的に重要な問題なのか、その客観的な根拠を証明することに苦戦しました。議論をしていくうちに色々な課題が出てきて、その度に新しいアイデアが思い浮かんでそれらを一つずつ整理するのが大変でしたね。以前は合格するための志望理由書を作っていたのですが、今回の受験ではプロ・メンターと徹底的に話し合い、自分がやりたいこと、社会のニーズにあることを書いて合格することができたと思います。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか？
出願してから面接のサポートを3回受講しました。最初の面接サポートは話が長くなってしまったり、答えが抽象的になってしまったりしていたのですが、3回のサポートを重ねて段々と結論ファーストで、端的に答えられるようになっていきました。
本番当日はいかがでしたか？
手応えはかなりありました。面接は掴みが大事だとGMの方からアドバイスをいただいたので、最初の印象をとにかく意識しました。面接の部屋に入ったときは無愛想だった面接官も、自分が何年も前に受験をしてそのリベンジに来たと伝えたら笑ってくれて、そこから雰囲気も和やかになり反応もよかったのでよかったですね。
入学後の抱負を教えてください。
やはり志望理由書に書いたことは形にしていきたいと思います。私は社会人ではありますが、現役生も多数応募している中から合格の枠を1ついただいているので、責任感を持ってSFCの生活を謳歌したいと思います。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々は現役の慶應生と話せる環境、また各分野のスペシャリストであるプロフェッショナルがいる環境です。そうした講師陣のサポートを受けながら自分が目指している大学に向けて準備を進めることができて大変心強かったです。メッセージ機能によって、サポート時間外でも質問ができるのも、とても良かったと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
私は社会人を経たからこそ、大学という環境を思う存分使いこなす自信があります。大学で学ぶようなことが、社会で実際にどのように繋がっているのかがわかるので、環境を変えたいと思っている社会人の方は積極的に飛び込んで良いと思います。また、こうした自分の考え方が間違っていないことを証明していきたいです。
ありがとうございました。金澤さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。
