自分の本音に向き合い受験準備を進め、慶應義塾大学環境情報学部夏秋AO入試に合格!
「洋々に通って良かったところは、自分に合うメンターさんに出会えたことです。」
T.D.さん
私立高校
慶應義塾大学環境情報学部 夏秋AO入試 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
ありがとうございます!教室で友達と一緒に合否を確認したのですが、合格を知った時はとても嬉しく、また、安堵の気持ちでいっぱいでした。
慶應SFCを志望したきっかけを教えてください。
高校の先輩にSFCを受験している方が多く、その影響で興味を持ちました。最初はSFCがどのような学部なのか詳しくは分からず、学部名から漠然としたイメージを抱いていました。しかし、調べを進める中で、SFCの特性を知り、それが自分に合っているのではないかと感じるようになり、志望するに至りました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
私は高校の三年間、物理部で缶サットの大会に出場するために研究に勤しんでいたのですが、その成果もあり、2年連続で全国大会優勝を成し遂げることができました。去年の優勝をきっかけに、スペインでの大会に出場し、さらに、今後はオーストラリアでの会議にも参加する予定です。自分の研究を継続するためにも、また、その経験を生かすためにも、AO入試が最適な受験方法だと思い、受験を決意しました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
やはり高校生活の大きな部分を占めていたのは、缶サットに関する活動ですね。缶サットでは、積んだセンサーでデータを計測するのですが、何のデータを取り、それをどう扱うのかは、自分たちで自由に設定することができます。私の研究対象は、日本が他の国と比べて災害が多いという特性を鑑みて、災害が起きた時にいかに早くそのデータを読み取ることができるかを目指したものでした。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
洋々のサポートは個人的にはとても満足しており、特に印象的だったことは、洋々のプロの方と初めて話した時のことです。今思い返せば、その瞬間が受験期間の中で一番緊張した場面だったと思います。洋々にいらっしゃるプロの方は、受験本番でお会いするような専門的知識を持った方ばかりで、日々のカリキュラムの中で、そのような大人の方々と本番さながらのコミュニケーションを持てたことは、本当に恵まれていたなと思います。
また、研究テーマを決めていく中で、自分が想像していなかった様々な気づきをいただいたことも、書類作りにとどまらず、面接練習にも役立ちました。
本番当日はいかがでしたか?
面接前は、広い待機室で他の受験生と一緒に待っていたのですが、自分の部屋だけなかなか順番が呼ばれず、何か手違いがあるのではないかと緊張してしまいました(笑)
無事呼ばれた後は、優しく和やかな雰囲気で面接が進んでいき、時には緊張した場面もありましたが、自分の思いを伝えきることができ、後悔のない面接にすることができたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
まずは、志望理由書に記述したとおり、ロボットの研究を進めていきたいと思います。さらには、SFCでの多角的な授業から、自分の研究を複合的に分析し、その幅を広げていきたいと思います。英語の勉強にも励んでいきたいですね。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々に通って良かったところは、自分に合うメンターさんに出会えたことです。自分についてくださったメンターの方は、自分と高校時代の研究内容が似ていて、共感してくださるところや、理解してくださる部分が多く、とても話しやすかったです。そんな方と一緒に書類の準備をすることができ、心強かったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
まず、自分がなぜSFCに行きたいのか、SFCの何が必要なのかをしっかりと考えることをお勧めしたいです。また、その際は自分の気持ちに正直であることが最も大切だと思います。これは洋々のカリキュラムの中で気がついたことなのですが、自分が本当に取り組みたいものや、研究してみたいものを曲げずに、それを研究テーマとして挙げることが、熱意が伝わる本物の志望理由書を作る上で必要だと感じました。是非自分の本音に向き合いながら受験準備を進めていただければと思います。
ありがとうございました。T.D.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。