海外から、首都圏外から…。Skypeを駆使してペースを作りSFC総合政策に見事合格!
面接の時に私を支えてくれたのは「もう今の自分にはこれ以上出来ない」と思える位まで考え抜いたという自信でした。
兵庫県 私立 甲南高校 慶應義塾大学総合政策学部 AO入試 4月Ⅰ期 B方式合格 |
この度は慶應義塾大学総合政策学部のAO入試合格、おめでとうございます。まずは合格発表の様子を教えて下さい。
合格の文字を確認した時は、これ以上受験に関わることをしなくても済むんだな、という安ど感が先にやってきました。発表の時間は授業中だった為、休み時間に図書館のパソコンを借りて見ました。1次の時もそうだったのですが、あろうことか確認の場所に友人がついてきました。合格が分かった瞬間、皆で喜んでくれ、自分が教室に戻るまでにはもう、クラス中に広まっていました。いい結果だったから良かったものの、逆だったら…と思うとちょっと怖いですね(笑)。
AO入試の準備はいつ頃からどのように始めましたか。
準備をはじめたのは高2の1月位からでした。その頃私はイギリスに留学していたので、月に2回位洋々の個別指導をSkypeで受講しました。洋々をペースメーカーとしながら、自分なりに調べたり考えをまとめたりして志望理由のテーマを固めて行きました。
最終的に書類の形にまとめ上げたのは、6月終わり頃に帰国してからでした。最後の1カ月はほとんどSFCのAOの準備に時間を使いました。
もちろん、学校の先生にもアドバイスを貰いましたし、母からも何度もフィードバックを貰いました。
2次選考本番はいかがでしたか?
プレゼンは前日まで細かいところを詰めていた甲斐もあって、本番ではしっかり出来たと思います。
その後の面接は、聞いていた通りとてもフランクな感じでした。私が一方的に質問されるだけでなく、時には先生同士で議論をしたりすることもあったので、「尋問」的な感じではありませんでした。先生方が勝手に3人で議論を進めるので、たまに置いていかれるのですが、必死でついて行こうとしました(笑)
質問の中心は私のテーマである「米」についてでした。自分の考えてきたことだったので、答えにくいと感じた質問はあまりありませんでしたが、それ以外にも、調査書含めてあらゆる出願書類から質問が飛んできた印象です。
後で時間を見ると、予定の30分を少しオーバーしていたようでしたが、私にとっては「あっという間」でした。苦痛だと感じることもなく、楽しい時間でした。合否は全く分かりませんでしたが、終わった時には「ちゃんと終われたな、充分に出し切ったな」という充足感がありました。
洋々のサポートはいかがでしたか
非常に良かったと思います。AOの準備は捉えどころがなく、時に進むべき方向が分からなくなるものですが、出願書類を作る時も、面接・プレゼンの準備をする時も、毎回次のサポートまでの作業を明確に共有して終わってくれました。もちろんそれが唯一の答ではない、ということは分かっていましたが、何かやってみることで、そこから先に進めることもありました。「高めの課題」を投げかけられ、思考をめぐらせ、作業に没頭することで「自分は確かにAOの準備をやっている」というモチベーションを維持することにもつながりました。
あと、途中で行われる第三者メンターからのフィードバックは、実際のSFCの目線を肌で感じられ、とても役に立ちました。他にも良かった点は色々あるのですが、サポート後に付けられる「サポート記録」は、議論を振り返り、自分の頭を再整理する時にとても助けになりました。
これからAO入試を受験しようと思っている方にアドバイスをお願いします
AOの準備に「完璧」はない、これが私の実感です。大切なのは「完璧」ではなく、「完璧」に少しでも近づけるよう、材料を集め、考え、動くことを積み重ねる姿勢だと思います。そして、これだけがきっといい結果につながる唯一の道です。私も準備を進めている間ずっと、100%の自信というものは持てませんでした。ですがだからこそ、常に改善できるところを探し、考え続けることが出来たとも思っています。面接の時に私を支えてくれたのは「もう今の自分にはこれ以上出来ない」と思える位まで考え抜いたという自信でした。
みなさんも頑張って下さい!
ありがとうございました。今後のご活躍を、洋々スタッフ一同、心からお祈りしています!