歴史と芸術の興味分野を合わせて推薦入試に挑戦!ユニークなテーマで見事、お茶の水女子大学 文教育学部に合格!
「私の周りにはお茶ノ水女子大学を受ける人がいなかったため情報も少なく、どのように対策したら良いのか分かりませんでしたが、詳しくアドバイスをいただき安心できました」
A.M.さん
神奈川県私立S高校
お茶の水女子大学 文教育学部人文科学科 学校推薦型選抜 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
そもそも一般入試をメインに取り組んできて、推薦入試を受けた後も勉強を続けてきたので、今回合格できたということがまだ信じられない気持ちです。最近は入学手続きなどを進めており、やっと少しずつ実感が持てるようになってきました。
お茶の水女子大学文教育学部人文科学科を志望したきっかけを教えてください。
歴史が好きで本を読んでいた時に、たまたまお茶の水女子大の教授の本に出会ったことがきっかけです。オープンキャンパスにも参加し、リベラルアーツ教育に力を入れたカリキュラムや、広い分野の学問を学ぶことができることに魅力を感じました。入学後は歴史学と心理学、芸術などを学びたいと思っています。
なぜ学校推薦型選抜で受験しようと考えたのですか?
夏が終わる頃までは志望校を決めかねており、AO入試についても最初は全く知りませんでした。時間をかけて考えて最終的に第一志望をお茶の水女子大学にしようと決めて学校の先生に話をしたところ、学校推薦型選抜の入試方法を薦めていただきました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
興味のあることは何でもやってみようという精神で、様々なことに取り組んできました。歴史が好きで、その中でも観光や街づくり、文化の保護などに興味があったので自分なりにリサーチをしたり、英語でのプレゼンを実施したりしていました。歴史だけにこだわらず、他の分野についても積極的に学んできました。
出願書類はどのように準備しましたか?
とにかく時間がなく、志望理由書についてはまずは自分で書いて、学校の先生や親に読んでもらってブラッシュアップをしました。洋々のサポートは受けていませんでしたが、書類についてGMからフィードバックをいただきました。
面接試験に向けてどのような準備をしましたか?
歴史や五感という自分の興味分野や大学で学びたいことを中心に様々な質問をしていただき、それに答える練習をしました。私を担当してくださったプロの方は美術や芸術に詳しい方で、私がこれまでに意識したこともない視点から話をしてくださりたくさんの学びがありました。
たとえば「あなたは何色ですか」というような抽象的な質問を聞かれることもありました。戸惑うこともありましたが応用力が身についたと思いますし、楽しかったです。
小論文試験に向けてどのような準備をしましたか?
文章を書くのは好きですが、これまではあまり小論を書いたことがなく不安もありました。私の周りにはお茶の水女子大を受ける人がいなかったため情報も少なく、どのように対策したら良いのか分かりませんでしたが、詳しくアドバイスをいただき安心できました。様々な質問に答えられるように議論を深め、私の答え方についても具体的にフィードバックをもらえたのが嬉しかったです。
本番当日はいかがでしたか?
小論では思った以上に1問目に時間をとられてしまい、2問目は自分の考えを書き尽くせず悔しい思いが残りました。制限時間ギリギリまで使いましたが、時間内にまとめきることができませんでした。小論が終わった次の日に面接がありましたが、そこで「小論について補足したいことはありますか」と聞かれたので、伝えたかったことを補うことができました。教授が自分の研究テーマについて興味を持って、授業で使った文献やアドバイスなどをくださり、とても貴重な経験になりました。入学を目指している大学の教授と話ができて嬉しかったです。
入学後の抱負を教えてください。
大学のカリキュラムや環境を活かして、自分の好奇心に蓋をせずに積極的に学んでいきたいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々のスタッフやメンターの方にはとても支えられました。私は学校推薦型選抜の前にも同じ学部を違う方式で受験しており、その結果が思うようにいかず落ち込んでいたときには、たくさんのメンターに励ましていただきました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
特に国公立大学のAO入試や推薦入試は情報が少なく、受験することを躊躇する人が多いように感じます。ですが、一般入試の勉強と同時並行で進めていくことができれば、きっとよい挑戦になると思います。私は一般入試の勉強の気分転換や「なんでこんなに勉強しているんだろう」と悩んだ時にAO入試の準備をしていました。バランスをとることができれば、精神的にも安定すると思うので、どちらも諦めずに挑戦してほしいです。
ありがとうございました。A.M.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。