自分らしさを表現できる文章を試行錯誤しながら完成させて特色入試を受験!見事、京大文学部に合格!
「自分が興味関心を持っている分野やテーマは明確にありましたが、それを文章化することは難しく、納得のいくものにするには時間がかかりました」
Y.S.さん
愛知県T高校
京都大学 文学部 特色入試 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格とわかった瞬間は安心したのと同時に手が震えました。オンラインで確認するのですが、結果がわかった後も何回もサイトに番号を入れて確認し、母と一緒に喜びました。
京都大学文学部を志望したきっかけを教えてください。
きっかけはオープンキャンパスで参加した模擬講義です。そこで聞いた教授の話に感銘を受け、その教授のもとで私も研究して学びたいと思うようになりました。
なぜ特色入試で受験しようと考えたのですか?
もともとは一般入試と両立するか、一般入試のみに絞るかで悩んでいたのですが、ちょうどそのタイミングで作文の賞をいただくことができたので、それを利用して特色入試を受けようと思いました。小論文を書くことや、文章を読むことも好きだったので、チャンスを増やすためにも受けようと思いました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校1年と2年では演劇部に所属しており、とにかく部活漬けの毎日でした。台本を構成したりキャストとして舞台で演じることはとても楽しかったです。高校3年から本格的に受験勉強を始めました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願の準備は5月ごろから始めました。6月中に志望理由書などの構想を練り、夏休み中にだいたい仕上げて、9月には最終調整をしていました。自分が興味関心を持っている分野やテーマは明確にありましたが、それを文章化することは難しく、納得のいくものにするには時間がかかりました。1600字という限られた字数の中でしっかり書き切ることは難しく、何度も書き直しをしました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
主に過去問を使って練習を進めました。内容を理解することにはあまり苦戦しなかったのですが、時間内に書ききるのは難しく、慣れるまでに時間がかかりました。作文とも書き方が異なり、いざ過去問を解くと戸惑うこともありました。また、京都大学の過去問は2年分しか公開されていなかったので、他の国立大学の文章も解いていました。練習する際には必ず時間を計り、どのように進めると時間が削れるのか試行錯誤しながら取り組みました。
本番当日はいかがでしたか?
午前と午後の部がありました。午前に出題されたものは馴染みのある文章だったので、思うように書くことができました。午後の英語の文章は内容が読み取りづらく予定以上に時間がかかってしまったのですが、その場で時間調整をして終了の5分前になんとか書き終えました。残りの時間で誤字脱字の確認をしました。
入学後の抱負を教えてください。
研究したい分野はもちろん、それだけに縛られずいろいろな勉強をしたいです。最初の2年間は幅広い知識の習得を目指したいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
小論文で書き方に迷っているとき、先生に厳しい言葉をいただくこともありましたが、褒めてくださることもあり、モチベーションに繋がりました。サポートを通して自分の書き方を見つけることができたので、洋々は私にとって良い出会いの場だったと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
小論文は自分の書き方を見つけることが大変ですが、大学に対する想いや、入学後にやりたい目標を忘れずに持ち続けることで乗り越えられると思います。是非、自分なりの文章を見つけて書き上げてほしいと思います。
どうもありがとうございました。Y.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。