プロとのサポートを最大限に活かしてアイデアの可能性を広げ、見事横浜市立大学国際教養学部総合型選抜に合格!
「ただ大学受験のために勉強をするのではなく、大学に入ってから勉強をするという、長い目で人生を見ながらモチベーションを持って対策できたのがよかったです。」
手塚詩音さん
カナダ公立高校
横浜市立大学 国際教養学部 総合型選抜 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
不安で一杯だったため、安心感が一番あります。
横浜市立大学を志望したきっかけを教えてください。
高校生活を送る中で、大人数の中で刺激し合う環境よりも、少人数の環境で自分のやりたいことをマイペースに見つけていく方が自分に適していると感じたため、生徒数が少ない横浜市立大学を選びました。また、これまでずっと私立の学校に通っていたため、国公立の大学で新たな友人関係を築いたいとも思いました。
学部については、元々は心理学を専攻しようと思っていたのですが、横浜市立大学の国際教養学部で、日本と海外を比較し国際的な洞察をしながら専門性を高められる点が魅力に感じ、志望しました。ゼミに2年生から所属できることや、英語圏以外の国々への留学制度が充実していること、大学の周辺地域にも積極的に貢献していることも、大学を選んだ理由でした。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか?
海外に1年半いたことから、日本の教育のブランクもあったたため、総合型選抜で受験しました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
海外の高校では、英語学習以外で達成感を得られるものを見つけたいと思い、ボランティア活動に取り組んでいました。13年間バイオリンを行っていたので、子供達や高齢者の人たちに対して演奏したり教えたりしていました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
書類のサポートは洋々ではない塾で7月ごろから準備を開始しました。日本の幸福度を上げたいという目標はすでに決まっていたので、それを書類でどう言語化するのかに取り組むことから始めました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
洋々では1週間ほどで2回のプレゼンテーショの講座を受講しました。2名のプロ講師の方にプレゼンテーションの指導をしてもらい、まず、プレゼンはカンペを準備して自分が話したいことを述べるのではなく、相手が聞きたいことを伝えるものだと教わりました。
サポートを受講する前は、プレゼンのノウハウを教えてもらうのかと思っていましたが、実際に受けてみると、自分の考えに対するアドバイスをいただきました。プロの方々は自分のアイデアに批判的になるのではなく、幸福度というトピックについて、家庭や教育など様々な面からアプローチすることを提案し、アイデアの可能性を広げてくれました。前の塾では幸福度について専門性を深めるよう言われましたが、洋々では一つの目標に対していかに幅広くアプローチできるかを問われました。国際教養学部の受験では、あまり内容を特定しすぎると他の学部を提案されてしまうため、サポートでアイデアの柔軟性を身につけることができたことが助かりました。
サポートでは雑談を交えながら問題に対して分析を深めていき、プロの方から紹介された、一見自分のトピックにそこまで関わりがないことでも、安易に取捨選択せずに取り入れたことで、面接では自分の探究心を伝えられたと思います。本番の前日に最後のサポートがあったのですが、そこで進められた書籍を当日の逆質問に繋げることもできました。
またサポート外では、両親からもプレゼンについて素朴な疑問を投げかけてもらいました。
本番当日はいかがでしたか?
意地悪な質問なのは分かっているけど、と前置きをされましたが、大学で学びたいことが明らかに心理学だったので、なぜ心理学部ではないのかを聞かれたため、少し詰まってしまいましたが、横浜市立大学の特性を伝えたことで乗り切りました。また、大学入学後に目指していた心理士の資格の取得についても、自分が知らなかったことを指摘されましたが、正直に分からないと伝えました。
入学後の抱負を教えてください。
大学では計画的に過ごしたいと思っています。サークルに入ったり、高校での経験から教えることに興味を持ち始めたため、家庭教師のバイトもしてみたいです。また、留学の選考に向けて準備も進めていくつもりです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
ただ大学受験のために勉強をするのではなく、大学に入ってから勉強をするという、長い目で人生を見ながらモチベーションを持って対策できたのがよかったです。洋々は人生における大切なことを教えてくれました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
総合型選抜は大学とのマッチングなので、落ちても絶対に落ち込まないことが大事だと思います。また、大学についてリサーチするときには、大学のレベルよりも、自分がやりたいことをできるかを見極めた方が良いです。
ありがとうございました。手塚さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。