教育に対する強い思いを具体化し、横浜国立大学教育人間科学部AO入試に見事合格!
「多くの気づきがあり、客観的に物事を見ることができるようになったと思います。」
内田 夏月さん
東京都 私立十文字高校
横浜国立大学教育人間科学部 AO入試 合格
合格発表の様子を教えてください。
ちょうど私立大学の入試日に最終の発表だったので、休み時間中にインターネットで確認しました。センター試験の自己採点ではボーダーを越えていたので大丈夫だと思っていたのですが、合格発表の日が近づくにつれ不安になってきたので、合格を知ってうれしかったです。
横浜国立大学教育人間科学部を目指したきっかけを教えてください。
当初は理工学部に行きたいと思っていたのですが、高2のはじめごろから教員になりたいと思い始め、高2の8月に大学の説明会に参加しました。そこで説明を受けているなかでAO入試の存在を教えてもらい、きっと向いているよということで薦めてもらったことがきっかけです。
一次選抜の準備について教えてください。
自己推薦書の準備は3月から洋々で始めました。最初は「どういう教員になりたいか?」「教育とはなにか?」について考えを深めていきました。いざ自己推薦を書き始めると、書き方が分からなかったり、自分のなかで納得のいくものが書けなかったりと行き詰まりを感じることもありましたが、講師の方のサポートを通じて、自分でも気づかなかった、本当に自分が思っていたことを引き出してもらいました。
小論文の対策については、大学の出題形式に合わせた映像を洋々で用意してくれ、それについて書いたものを添削するという練習を進めていきました。
その他に自分では教育関係の書籍をたくさん読んだりして、知識面を強化していきました。
二次選抜の準備について教えてください。
個人面接では事前提出した課題レポートについて2分で要約して話すことが課されるのですが、その練習から始めていきました。基本的には話すことは得意なのですが、練習では答えに困るような質問がくると頭が真っ白になってしまい、そのあとの質問が頭に入ってこなくなってしまったりしました。練習を重ねていくうちに徐々にそうしたことで焦らなくなり、何を聞かれても自然に対応できるようになりました。
洋々では面接練習をビデオ撮影してくれ、客観的に自分を見ることができました。自分では気づかなかったくせなどが分かってよかったです。
集団面接(討論)の準備としては教育関係の書籍をたくさん読みました。結果的に本番でも、書籍から学んだ事柄が議題となり、役立ちました。
AO入試を経験していかがでしたか?
それまでは漠然と「教員になりたい」と思っていたのですが、「どういう教員になりたいのか」について明確に考えるようになりました。日頃から教育関係の本を読んだり、学校生活でも先生がどのようなことを考えて行動しているのかという視点から考えたりして、教育に対する考えを深めていくことができました。そのなかで多くの気づきがあり、客観的に物事を見ることができるようになったと思います。
洋々はそれまで思っていた塾のイメージとは違ってアットホームな雰囲気で、過ごしやすい場所で、サポートが入っていない時でも自習室(現:トピア)で勉強すると不思議と心が落ち着きました。
後輩にアドバイスをお願いします。
AOに限らず、受験においては、わからないことや考えたことについては最後まで考え、貫き通すことを信念にしていました。疑問に思ったことはとことん調べて、それでもわからなかったらひとに聞いて、そういうことをしていると意外と違う観点から見てくださる方に気づきがもらえて、視野が広がると思います。そうやって考えをどんどん深めていくことが大事だと思います。
有り難うございました。内田さんの今後のご活躍を、洋々一同、心よりお祈り申し上げます。