マイノリティの力になりたいという強い意志で、立教大学社会学部現代文化学科国際コース選抜入試に見事合格!
「「自分はこの学部や学科に進まなくてはならない」という理由や強い思いを、的確に相手に伝えることが一番大切だと思います。」
M.K.さん
東京都 都立K高校
立教大学 社会学部現代文化学科 国際コース選抜入試 合格
合格おめでとうございます!合格発表の瞬間はいかがでしたか?
びっくりして家中駆け回ってしまうほどの嬉しさでした(笑)。
立教大学社会学部現代文化学科を志望したきっかけを教えてください。
私は在日韓国人で、人種的なマイノリティであるという自覚を持っていたことから社会学に興味をもつようになったんです。色々調べてみた結果、立教の国際社会コースであれば、英語を深く学びながら社会学も研究できる環境が整っていると知り志望しました。
なぜこの入試方式で受験をしようと考えたのですか?
一年次から国際社会コースに入れるのは、この選抜入試で入学した人だけだったからです。入学への意欲や経験を評価してくれる入試制度であるという点も、自分にとってはうってつけでした。ここで学びたい!という意志がとても強かったので。
高校時代は何に取り組んできましたか?
一番頑張ったのはダンス部の部活動と学校行事です。学校行事に積極的に関わろうという思いが強く、文化祭や合唱祭、さらに、英語のレシテーションコンテストにも力を入れて取り組みました。
簡単に志望理由を教えてください。
トビタテ留学JAPANの制度を使ってアメリカに行ったとき、そこでLGBTQやその他のマイノリティの存在を知り、私自身もマイノリティであることから、主に映画や音楽といった芸術を通してそういう立場にいる人々の力になりたいと思いました。
出願書類はどのように準備しましたか?
志望校を決めたのは夏休みに入った頃でした。出願書類を書いたあと、学校の先生や他の塾でも添削をしてもらって準備しました。提出した書類は大学のなかでどのような先生が見るかわからないので、色々な人に見てもらうことは重要だと思います。しかし、他人からのフィードバックを当てにしすぎると自分の書きたいことが見えなくなってしまう恐れもあるため、自分の意志は大切にしてください。
2次選考(1段階選抜の場合は本試験)に向けてどのような準備をしましたか?
面接の練習を始めたのは10月の頭に書類出願をしてからでした。面接練習は洋々でサポートしてもらったのですが、回数を重ねると言うよりは、たくさんの方々に見てもらい、様々な角度からの質問を受け、具体的な答え方などを指摘してもらいました。
小論文のトレーニングを本格的に始めたのは、10月末の一次の書類審査合格後からです。社会学に関する知識があまりなかったので、本を沢山読みました。
本番当日はいかがでしたか?
安定した気持ちで、落ち着いて臨むことができました。洋々の方に、「書類審査で自分に関心を持ってくださった先生に直接会える機会をもらったことに感謝しよう」「今までの受験準備でお世話になってすべての人を思い浮かべて、感謝しながら夜眠りにつこうと」と教えてもらったんです。実際、これはすごく効果があって、心の安定につながったと感じます。
入学後の抱負を教えてください。
自分がやりたいことがあると思って選んだ大学なので、ここにいられることに感謝して、自分の興味を実力としてさらに伸ばしていけるように努めたいです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
「自分はこの学部や学科に進まなくてはならない」という理由や強い思いを、的確に相手に伝えることが一番大切だと思います。そのためにはその大学のことを調べるだけでなく、どういう授業があって、どんな研究会があって、それがどう自分の夢に結びついているかをしっかり理解してください。「自分の夢」に対する理解を深めることも重要です。
どうもありがとうございました。M.K.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。