留学先での経験を活かし立教大学異文化コミュニケーション学部 自由選抜入試に合格!
「視野を広く持つことを心がけ、問題について積極的に学ぶなかで、自分なりに納得のいく文章が書けるようになりました」
N.S.さん
B高校
立教大学 異文化コミュニケーション学部 自由選抜入試 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
受かると思っていなかったのでとても驚いていますが、第一志望の学部だったので嬉しいです。試験の感触も良くもなく悪くもなくという感じだったので、不安でした。
立教大学異文化コミュニケーション学部を志望したきっかけを教えてください。
ファッションに興味があったので専門学校への進学も考えていたのですが、個人での留学経験などを通して視野を広げたい気持ちもありました。大学の説明会などに参加して進路を探していた時に異文化コミュニケーション学部を知り、さらに調べていくうちに行きたいという気持ちが強くなっていきました。
なぜ自由選抜入試で受験しようと考えたのですか?
高校に入ってからボランティアや留学をした経験があり、それらの活動を通して自分に自信を持てるようになったからです。また学校の先輩でもAO入試を受けている方がいて、自分もやってみようと思いました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
私の高校にはグローバルなバックグラウンドを持っている生徒が多く在籍していました。自分もアメリカへ3週間の短期留学をする機会があり、視野を広げられたのではないかと思います。また、社会問題についても積極的に考え、自分なりの考えを持てるようになりました。高校時代に違う国の方とたくさん出逢い、良くも悪くもカルチャーショックを受けましたが、どれも良い経験でした。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
準備を始めたのは今年の3月ごろからです。これまでの経験を振り返り、今の自分に何が話せるのかについて議論を重ねました。
志望理由書のテーマ設定に向けてブレインストーミングなどをやっていくうちに、様々な国籍の人と話した際に感じた差別意識をテーマにしようと決めました。差別問題への関心がある一方でファッションにも興味があり、テーマに迷いが出て何を書いたらいいかわからなくなったこともありましたが、視野を広く持つことを心がけ、問題について積極的に学ぶなかで、自分なりに納得のいく文章が書けるようになりました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接の練習は2回ほど行いました。志望理由書などをベースに模擬面接をし、たくさんアドバイスをいただきました。私は緊張するタイプで、自分自身について質問されることを経験したことがなかったので、返答に困りましたが、たくさん質問されることで少しずつコツがつかめるようになりました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
学校で過去問を5~6年分解き、書いた文章は添削していただきました。過去問以外にも、先生が異文化コミュニケーションに関連しそうな文章などを探して来てくださり、それらを読み、問題を解きました。
本番当日はいかがでしたか?
小論文の問題はこれまでと傾向が変わって驚きました。文章問題の下線部を自分なりに言い換える部分が難しかったです。問題数が増えて少し焦りましたが、時間配分は上手くいき、見直しをする時間もありました。解き終わった後の手応えとしては、大きくそれたことは書いていないと思いましたが、「絶対合格した!」とも思えず、少し不安が残りました。
面接は穏やかな雰囲気でした。私は緊張する方ですが、面接官の方が優しかったので落ち着いて話をすることができました。質問の内容は割と想定内という感じで、研究テーマについてたくさん質問されました。その部分は特に自分でも言えるように練習していたので成果を出すことができたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
異文化コミュニケーション学部の人たちと一緒に勉強して知識を増やし、自分の考えをさまざまな角度から見ていきたいです。また、立教大学には服飾の研究会があり、ファッションショーがとても面白かったので、是非参加したいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
毎回のサポートでメンターの方にズバズバ突っ込んでいただいたことが勉強になりました。最初は気持ちの面でつらいと感じることもありましたが、そうした指摘を通じて自分でもリサーチをすることが増え、文章も書けるようになっていきました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
この入試を通じて、私は自分自身の考えに大きな変化がありました。成長できる入試だと思うので、ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。N.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。