情報が少ないなかでも工夫を重ね、上智大学総合人間科学部心理学科 公募推薦入試に見事合格!
「洋々のエキスパートの方から「受かる」と言っていただいたおかげで本番は自信をもってのぞむことができました。」
T.さん
四国地方 私立高校
上智大学 総合人間科学部心理学科 公募推薦入試 合格
合格発表の瞬間について教えてください。
インターネットで確認しました。どのような結果でも受け入れようと覚悟を決めていましたが、合格と分かった瞬間は嬉しくて跳びはねました(笑)。家族や友人も祝福してくれました。
上智大学心理学科の公募推薦を目指した経緯を教えてください。
最初に上智大学を知ったのは高1の3学期の文理選択のときでした。担任の先生に心理学を学びたいと相談したところ、上智大学の心理学科の存在を教えていただきました。
そして、高2の夏に上智大学のオープンキャンパスに行ったところ、進路相談にのっていただいた学生の方が優しく、こぢんまりとしたキャンパスの雰囲気も気に入り、第一志望として考えるようになりました。
しかしながら、高3の夏休みまでは国立大学の受験も視野に一般入試の勉強に励んでいたため、本格的に公募推薦の準備を始めたのは9月からとスタートは遅かったです。
出願書類の準備はどのように進めていきましたか?
9月末から書き始めました。主に学校の先生に見てもらいました。添削してもらっては書き直して、という作業を、合計50回以上はやったと思います(笑)。
一人の先生に見てもらうのではなく、普段あまり関わりの無い先生にも見てもらうなど様々な先生に見てもらうことでいろいろな意見を取り入れるようにしました。
当初は何を書いたらいいのかわからず、一般入試の勉強との両立は大変でしたが、心理学に関する本を読み、書類を書いていくうちに考えを深めることができました。
小論文対策はどのように進めていきましたか?
小論文については主に学校の先生と対策を進めていきました。
上智大学の過去問のほかにも、神戸大学や静岡大学、北海道大学などの問題も活用しました。本番当日までに77問の問題を解くと自分で決め、実際に試験当日の朝に77問目を解き終わりました。試験までの10日間は小論文ばかりやりました。
洋々では直前期にサポートを受けたのですが、直前期に効果的な改善点を教えてもらいました。即効性があり、本番でも役立つアドバイスをもらえました。
また、それまで自分の答案が客観的にみてどのくらいのレベルにあるのかがわからず不安だったのですが、洋々のエキスパートの方から「受かる」と言っていただいたおかげで本番は自信をもってのぞむことができました。
面接対策はどのように進めていきましたか?
学校で数回行い、直前期に洋々でサポートを行いました。
洋々のサポートを通じてそれまで固まっていなかった点について言うことが固まった感じがして、自信をもつことができました。さすがだなと思いました。
本番当日はいかがでしたか?
今年の小論文は例年に比べ問題数が増えるなど、傾向が変わりました。最初に問題を見た際はびっくりしましたが、こういった時こそしっかり問題文を読んで焦らないよう意識しました。
また、試験監督の方の指示もしっかりと聞くようにしました。実際、試験監督の方の指示を理解できておらず、解答の記入欄を間違えてしまっていた受験生もいたようで、指示はしっかりと聞いておく必要があると思います。
面接については例年10~15分程度と聞いていましたが、私は約5分程度でした。難しい質問もなく、和やかな雰囲気のなかで日常生活について多く聞かれた印象でした。志望理由などについて深く聞かれなかったので、逆に心配に思ってしまいました。
今後受験される方へのアドバイスをお願いします。
小論文は多くの過去問にあたることをおすすめします。多くの問題を経験することで本番は安心感をもってのぞめると思います。特に上智の心理学科は問題の分量が多いため、読むにしても、書くにしても必要になってくるスピード感を身に着けることが重要だと思います。
上智大学の公募推薦は過去問が少ないので、他大学の過去問から近い問題を探して解いていくなどの工夫は必要になってきます。その中では神戸大学の後期や慶應の文学部の過去問がおすすめです。少し難しめですが、その分いい練習になりました。
私は地方在住のため上智の公募推薦に関する情報がほとんどないなかでの準備となりました。そうした中でも、自分の満足いくように、誠意をもって書類を書いたことがいい結果につながったのだと思います。自分のペースで頑張ってください!
どうも有り難うございました。T.さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。