カトリック高等学校対象特別入学試験で上智文学部新聞学科に見事合格!想い続けてきた報道に携わる夢への一歩へ!
「自分の癖や改善点などをわかりやすく示してもらったことで、自分が書いている文章について客観的に考えることができるようになったと思います」
S.Y.さん
私立M高校
上智大学 文学部 新聞学科 カトリック高等学校対象特別入学試験 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
試験後、合格発表まで1ヶ月くらいあり、その期間は勉強にもあまり身が入りませんでした。合格とわかった時は喜びよりも安堵の気持ちが強かったです。結果を長く待っていたこともあり、すぐには実感がわきませんでした。
上智大学文学部新聞学科を志望したきっかけを教えてください。
高校で放送部に所属しており、新聞や番組を制作する上で取材などを経験し、将来は報道関係の仕事に就きたいと思っていました。高校卒業後にジャーナリズムについて学べる場所を探していた時に上智の新聞学科を知り、興味を持ちました。
なぜカトリック高等学校対象特別入学試験で受験しようと考えたのですか?
なるべくチャンスを増やしたいと思い、公募推薦や一般入試を含めて考えていました。カトリック高等学校対象特別入学試験も、自分に可能性があるのであれば受験をしようと決め、取り組みました。
推薦入試は準備が大変でしたが、ここで決めることができて、本当に嬉しいです。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
様々なことに挑戦した3年間でした。高1の時にベルギーへ留学し、現地で生活する中でフランス語を学んだことは大きな経験です。また、留学中には様々な国に足を運び多様な文化に触れることができました。帰国後は、同じく留学経験をもつ仲間と子供向けの異文化交流プログラムを企画し積極的に活動しました。
部活では、ドキュメンタリーなどの制作、アナウンス技術を競う大会にも出場しました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
出願書類は主に学校の先生に添削をしてもらっていました。自分の考えをまとめることや、自分が志望したい理由を明確に文章で表現することが大変でした。提出期限も決まっているので、それを意識しながら、大学で具体的に何を学びたいのかを考えていきました。
小論文試験に向けてどのような準備をしましたか?
洋々で最初に「小論文見極め講座」を受講し、自分の癖や改善点などをわかりやすく示してもらったことで、自分が書いている文章について客観的に考えることができるようになったと思います。小論文はこれまで全くやったことがなかったので、最初は何を書けば良いのかわかりませんでした。しかし、エキスパートの方がとても熱心に教えてくださったことで、多くの問題に回答することができるようになりました。小論文の準備を始めるのが遅かった分、1日1題は解くようにしました。
また、一度解いた問題を何度もやり直し、自分のスタイルを作っていくようにしました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接の準備には考えていたほど時間を取ることができませんでした。一応学校の先生に何度か模擬面接をやってもらいました。あとは家族と練習しました。
本番当日はいかがでしたか?
小論文では時事用語に関する問題が出るので、試験が始まる直前まで単語集や新聞の記事を読んでいました。文章問題では、洋々で解いたことのあるトピックが出されました。何度も解き直しをしていたテーマだったので、それに沿って書くことができました。時間配分がうまくできるか心配で緊張もしましたが、とにかく書き終わらないといけないと思い、集中して取り組みました。試験が終わった後、手応えは感じていましたが、小論文は明確な正解の基準がこちらではわからないので、不安もありました。
面接では予期しない質問もあり戸惑いましたが、とりあえず固まらないように何かしら答えようという思いで乗り切りました。私の前の生徒は15分程度でしたが私の面接は5分程で終わりました。自分の番があまりに短かったので、落ちたのではないかと不安に思っていました。
入学後の抱負を教えてください。
上智では報道について実践的に学ぶことができるので、様々な授業を履修して勉強していきたいと思っています。サークルにも興味があるので、学生生活を楽しみたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
オンラインでサポートを受けることができたのが、私にとってはとても大きかったです。地方にいながら小論文の対策ができました。また夕方以降の時間でも時間の融通がきくので、学校終わりにサポートを受けることができました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
小論文はとにかくたくさんの問題をこなすことで質も上がると思います。また、時事問題は小論文のテーマになるので、新聞やニュースなどに触れておくと良いと思います。社会問題を知ることは、自分の興味関心を知ることにもつながると思います。
ありがとうございました。S.Y.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。