学校の勉強と部活を両立しながら小論と面接を徹底的に対策!見事、公募推薦で上智大学法学部に合格!
「テーマについて改めて深く考えることで、これまでには見えなかった側面を知ることができ、新しい発見がありました。」
H.S.さん
栃木県私立S高校
上智大学 法学部 地球環境法学科 推薦入学試験(公募制) 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
合格がわかった時はホッとして、肩の荷がおりました。合否発表日の前日までは、きっと不合格だろうと思っていたので、結果にはとてもびっくりしました。
上智大学法学部地球環境法学科を志望したきっかけを教えてください。
もともと、将来は環境保護に携わりたいと思っており、環境法について学びたかったので志望を決めました。環境保護に興味を持ったのは、東南アジアの下水道に関わる仕事をしていた父の影響です。現状の酷さを知り、改善したいと思うようになりました。
なぜ公募推薦入試で受験しようと考えたのですか?
私の先輩に上智の外国語学科の公募推薦を受けた方がおり、その方から話を聞き、自分も興味のある学部を公募推薦で受けたいと思うようになりました。出願の際に求められる成績も満たしていましたし、英検のスコアがあったので受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
がむしゃらに学校生活を送ってきました。とても充実した3年間だったと思います。高校では進学クラスに在籍していたので他のクラスよりも授業時間が長く大変でしたが、それでも運動部との両立をしてきました、部活ではほぼ毎日練習があり、学校の成績が思うように伸びない時期もありましたが、それでも頑張って勉強を続けてきました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
準備は高校3年に入ってから始めました。慶應義塾大学のFIT入試の受験も視野に入れながら出願書類の準備をしていました。私はもともと東南アジアの発展途上国に興味があったので、そのテーマを軸に自分でリサーチをしたり、現地に見られる問題を提示し、分析したりしました。社会問題について自分なりに考えを示すことに最も苦戦しましたが、調べてわかったことを書くだけでなく、自分なりの意見を書くように心がけました。テーマについて改めて深く考えることで、これまでには見えなかった側面を知ることができ、新しい発見がありました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
模擬面接をして今の自分に不足している部分を指摘していただき、次回のサポートに向けて練習し改善していくと言う流れで準備を進めていきました。これまで一緒に書類の作成をサポートしていただいたプロの方に面接も見ていただきましたが、模擬面接ではその方が普段の雰囲気とあまりに違い、本当の面接官のように見え、そのギャップで心が折れそうになりました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
たくさんの課題をもらい、とにかく小論文を書きまくりました。エキスパートの方が私の文章の癖を分析してくださり、適切なアドバイスをいただきました。それらのアドバイスを活かすためにサポートの後はノートにまとめ、何度も読むようにしました。とにかく反復練習を重ねました。自分の想いを文章にするのは苦手ではありませんでしたが、小論は感情的に作文のように書くわけにはいかないので、構成を意識し、論点を明確に伝えることを意識して書くようにしていました。
本番当日はいかがでしたか?
小論では日頃から、我が強い文章を書いてしまいがちだったので気をつけようと思っていたのですが、本番でもそれをやってしまい、自分の主張が強い文章を書いてしまいました。課題文の内容は理解できたのですが、自分の理想としていた書き方ができず、かなり焦ってしまったのを覚えています。試験が始まる直前まで「もし自分の苦手な文章が出たらどうしよう」と不安を感じていたので、文章を読んだ時に割といけそうなテーマにホッとし、その波に乗りすぎてしまったのだと思います。
面接では、自分に興味がないのかなと不安に感じるほどあっさりしていると感じる質問が多かったです。緊張はしませんでしたが、身構えていた質問はされず、軽いものが多かったので逆に不安になりました。合格して本当に安心しました。
入学後の抱負を教えてください。
実用的な英語を活用する授業があると聞いたので、それらを活用して英語力を身につけ、留学できるレベルまで磨きたいです。環境法だけでなく、環境問題そのものの知識もつけていけるよう勉強も頑張ります。コロナのこともありますが、落ち着いたら東南アジアの現地にフィールドワークや留学をし、自分の目で現状をみたいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
一対一で話しができるメンターやサポートしてくださる方がいるのは安心でした。いつメッセージを送ってもすぐ返事を送ってくださり、また学生のメンターの方は、年齢的にも距離が近く親近感がありました。本当に助けられました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
アドミッションポリシーをよく読んで分析することをお勧めします。私がFITで落ちたのはそこを十分に理解していなかったからではないかと思っています。自分の良いところはどれだけでもアピールできますが、それだけでなく自分と大学の学びをフィットさせることも大事です。
ありがとうございました。H.S.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。