『早期から準備することが重要』上智大学文学部ドイツ文学科に公募推薦入試で合格したOさんの受験体験記
~上智大学文学部ドイツ文学科に公募推薦入試で合格したOさん。「洋々のサポートを通じて自身の成長に気づくことができた」と語ってくださいました~
Oさん
NS高校
上智大学文学部ドイツ文学科 推薦入学試験(公募制) 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
高校2年生の春から目指していた、憧れの上智大学に通えることがとても嬉しいです。
上智大学文学部ドイツ文学科を志望したきっかけを教えてください。
上智大学を志望したのは、「所定の評定と英検級を満たしているなら受けられるよ」と勧められたことがきっかけです。ドイツ文学科を志望したのは、英語以外の外国語を学びたいと思ったためです。実は、ドイツに関することを学ぼうと決めたあと、志望する学科をドイツ語学科かドイツ文学科のどちらにするかずっと悩んでいました。結果的にオープンキャンパスを通して、独文の雰囲気が自分自身には合っていると感じるようになり、最終的にドイツ文学科に決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
上智大学を目指すと決めてからは、高校の評定を上げることに力を入れました。
また、部活動は卓球部に入部していました。部の中では、女子部員をまとめる役を担っており、様々な学年の意見を取り入れることを意識して活動していました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
昔、洋々にお世話になっていた姉から、推薦入試は早期から準備を進めることが大事とアドバイスを受け、高校2年生の5月頃から洋々で志望理由書の準備を進めました。
レポート課題は「ドイツ語圏の文学、芸術、思想、歴史において、あなたが興味をもっている事柄を挙げて論じなさい」というテーマでした。最初はレポートの題材をついて、政治的歴史に関する題材を選んで書き始めたのですが、正直なところ自分らしさが出せず、筆が進まない時期がありました。そのような中で、メンターの方から「ドイツに関してなら、もっと自分らしく書けるテーマを探してみても良いと思うよ」とアドバイスをいただき、自分が好きな車の分野に変更することしました。すると、自分でも驚くくらいやる気が出て書き上げることができました(笑) インターネットで探せる情報だけではなく、書籍などからも知識を取り入れることを意識して、志望理由書を構成することに努めました。
プロとのサポートの思い出はありますか?
最初、プロの方とのサポートでは、凄く緊張してあまり話せませんでした。
しかし徐々に慣れてくるにつれ、自分からも質問できるようになりました。面白い雑談なども交えながらディスカッションしてくださり、哲学や言語、歴史文化など、様々な分野に造詣が深い方で、ドイツのこと以外にも幅広い知識を教えてくださいました。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
洋々の小論文サポートでは、与えられたテーマについてどのように考えるかということについて教えていただきました。
また、自宅ではとにかく過去問を何回も解いて上智大学の傾向を把握し、様々なテーマがある問題集から、人文系や外国語などのテーマを選んで解いていました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
洋々では、6回面接の準備をしました。模擬面接の中で自分が答えられなかった質問に対する回答などについても、プロの方が一緒に模索してくださいました。
本番当日はいかがでしたか?
試験の朝は言葉では表せないほど緊張し、試験開始の大分前に現地に到着しました。
小論文の問題は例年と異なり、今年は課題文を読んで自分の意見を提示するという出題内容でした。特に、「筆者の考えを踏まえて、意見を述べよ」と試験問題に本文の要約が求められた部分で、かなり戸惑いました。迷った末に本文の要約を冒頭で行ったのですが、結果的に面接では書いた内容を褒められたので嬉しかったです。面接では、課題レポートについて聞かれることが多いと聞いてはいましたが、やはり自分が課題レポートで取り上げた「車」に関する質問が多かったです。
また、驚いたのは、「英語は好きですか?」と聞かれ、「好きです」と答えたら、そこから英語で質問が始まったことです。試験を受けた周りの友人に聞いても、英語で質問された人はいなかったので、イレギュラーなケースだったのかなと思います。
入学後の抱負を教えてください。
勉学はもちろん、チアリーディングもやりたいと思っています。
小学校の頃にチアをやっていたのですが、高校にはチアリーディング部がなかったので、もう一度挑戦してみたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
メンターの方と自己推薦書を作成している際は、自分が気づいていない成長した部分や良いところを沢山見つけてくださいました。サポート時間を通じて自身の成長を感じられたことは洋々に通って良かったことだと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
早めに受験準備をすることが大事だと思います。自分の興味のある内容を見つけられると文章を書くのも捗るのではないでしょうか。自分の本当に興味のある学科を選べると熱意や思いが教授の方々に伝わると思います。
どうもありがとうございました。Oさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。