公募制推薦入試で、上智大学法学部法律学科に合格!!
「上智大学法学部法律学科の合格を掴みとったIさん。『洋々では、この先の人生でずっと役立つ力を養ってもらいました』と語ってくださいました。」
Iさん
成城学園高等学校
上智大学 法学部 法律学科 推薦入学試験(公募制) 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
正直、合格をいただけるとは思っていなかったです。
私が通っていた高校は、附属の大学への内部進学権を保持したまま受験できるので、内部進学にマインドを切り替えていたところでした。少しまだフワフワした感じです。
上智大学(学部・学科)を志望したきっかけを教えてください。
上智大学には、実は中学校3年生の頃から憧れを持っていました。
最初は漠然としたイメージで格好良いなと思っていたのですが、調べていくうちに、キャンパスが都心にあり、その中に様々な学部があることや、国際性が高いことに魅力を感じ、志望するようになりました。
法学部法律学科を選んだ理由は、所属していた陸上部で尊敬していた先輩が上智大学法学部に進学したことや、将来的に行政法と民法について本格的に学びたいと考えていたことからです。
なぜ公募推薦入試で受験しようと考えたのですか?
公募推薦以外の入試形態は多々ありますが、指定校推薦を取るほど学校の成績が良かったわけではなく、また、一般選抜だけでの挑戦には不安があったためです。公募推薦であれば、学力以外の面、これまでの活動実績などを加味してより総合的に評価して貰えると考え、公募推薦で受験しました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
主に部活と課外活動です。
部活動では、所属していた陸上部で副部長を務め、短距離の選手として都大会に三度出場するなどの活躍をしていました。
課外活動では、小論文やSDGsのコンテストに参加したり、農水省・文科省・環境省が主催の「聞き書き甲子園」に出場し、静岡県川根本町で林業に従事されている方に取材をしました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
上智大学への出願書類の準備を始めたのは、夏休みの終わり頃です。
他大学法学部の総合型選抜の準備を夏前から行っていた関係で、その書類を上智大学の書類の内容に合うように更にアレンジしながら準備を進めました。
最初は書類の書き方について何も分からない状態からのスタートだったのですが、メンターの方が文章の構成や細かい言い回しなども含めて丁寧にアドバイスしてくださいました。
担当のプロの方とのサポートの思い出はありますか?
プロの方は正直、最初はめちゃくちゃ怖かったです(笑)
しかし回数を重ね、志望理由書の中身が改善されていくにつれて、良いところを褒めてくださるようになり、最終的には普通にお話できるようになりました(笑)
プロの方が毎回のサポートの中で、志望理由が表面的にならないように内容の深掘りを常にしてくださったのが有難かったなと思います。
小論文に向けてどのような準備をしましたか?
洋々では、サポートの中で小論文の書き方について一から教えてもらいました。
塾外では、情報収集に力を入れていました。新聞の社説を1年間書き写し、時事問題についての知識を取り入れたほか、新書を積極的に読んで、法学部の小論文のテーマで出てきそうな内容について情報収集と理解に努めました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
上智大学の面接自体は洋々で一度だけでしたが、他大学法学部の総合型選抜で口頭試問対策としてそれまでも3回程サポートしていただいていました。
さらに授業外では自主的に、毎晩ひたすら喋り続ける動画を撮り、話し方の癖を直す練習をしていました。普段から友人や学校の先生と話す際に、相手の立場に立って、「どうすれば伝わりやすくなるか」気を付けることも面接の良い練習になりました。
本番当日はいかがでしたか?
朝、四谷に向かう前に友達から来た応援のメッセージを見て、大号泣しながら試験会場に向かったことを覚えています(笑)。色々な人に応援してもらっていることに改めて気づき、試験に臨みました。
試験は予想していた法学部特有の時事問題ではなく、弾丸登山への対応策を考える問題でとても焦りました。また小論文の形式も例年と少し違うなど、最初から最後まで焦りっぱなしの受験でした。
面接も緊張しましたか?
面接はかなり最初の方だったこともあり、ノックするのを忘れてしまうくらい緊張していました。
部屋に入ると、面接官の方が2名いらっしゃったのですが、1名の方はオープンキャンパスに参加した際、質問をしてお話したことがある方だったので安心しましたね。ただ、その先生から小論文に書いた内容の質問をされ、小論文に全く手ごたえがなかったことからうまく返答できなかったことが気になり、試験当日は肩を落として帰りました。
入学後の抱負を教えてください。
提出した自己推薦書に「よりよい被災者支援を実現するために、行政法について学びたい」と書いたので、それを実現できるように勉強したいです。
学業以外の面では、サークルを通じて様々な人と交流したいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
小論文にしても、書類にしても1対1で丁寧に、全く文章が書けないところから指導してくださいました。
受験で使える小手先のテクニックでなく、今後ずっと役に立つ文章力をこの洋々で得られたのかなと思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
後悔が多すぎて、メッセージを絞れないのですが…
とにかく、自らどんどん行動していって欲しいと思います。受動的な姿勢だと、得られる学びが限られてしまいます。
あとは、評定の確保や英語資格にはコツコツと取り組んで欲しいですね。
総合型選抜や学校推薦型選抜にチャレンジしてみたいと思ったらすぐ動き出してください!
どうもありがとうございました。Iさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。